ヴィクトリアマイル

　１３日に行われるヴィクトリアマイルの予想です。今回は見れば見るほど買い目が増えそうなので、あえて絞ります。

　◎⑤フサイチパンドラ・・・エリザベス女王杯でＧ１を制覇した後は牝馬限定のダートのレースを除くと、牡馬相手の重賞競走でのレースが続いたため、地味な成績になっているが、牝馬限定のレースであれば、そこそこの勝負になると思う。今回が狙い目。

　○⑧キストゥヘブン・・・昨年の桜花賞馬。オークス以降はこの馬の適条件のレースに使われなかった感じがする。母ロングバージンの兄ロングニュートリノ（父ノーザンテースト　ＪＲＡオープン→東海公営オープン）も長距離をこなしても不思議でない血統だったが、東海公営時代のレースを見ると１４００メートル・１６００メートルの距離がベストの馬でした。キストゥヘブンも叔父のロングニュートリノ同様マイル前後の距離がベストではないかと思う。東京コースに多少不安があるものの、父がダービー馬のアドマイヤベガなので、何とかなるでしょう。

　馬券の方は馬連⑤－⑧、枠連③－④のそれぞれ1点を予想します。あとブロンズコレクター②ディアデラノビアの複勝をプラスします。

　最後に人気の２頭をあえて外した根拠を少し。

　⑥カワカミプリンセス・・・休み明けで状態云々ではなく、武幸四郎騎手が騎乗するというのが一番の不安材料（プレッシャーに弱そうなタイプの騎手なので）。今回、人気を背負ってＧ１競走を制覇出来るようだと一流騎手の仲間入りできると思うが、結果は如何に。

　１１日の巨人戦で、ドラゴンズの川上が巨人打線にメッタ打ちにあったので、今回は思い切って外します。

　⑦スイープトウショウ・・・前走が上がり３ハロン３２秒７の脚を使っての２着とエネルギーを無駄に使った形に見えたのが不安材料。昨年も、京都大賞典（１着）で上がり３ハロン３２．８秒の脚を使って、無駄なエネルギーを使い、天皇賞（秋）で５着に敗れたのが記憶に新しい。天皇賞のメンバーと今回のメンバーとではレベルが違うものの、末脚が不発に終わる可能性は高い気がする。

　今回は、レースの結果は枠連で③－④でも、１・２番人気が予想されるどちらか一方もしくは両方が連対を外すような気がします。　（文中　一部敬称略）