秋華賞 予想

　秋のＪＲＡ　Ｇ１十二番勝負　その２　秋華賞の予想です。

　今年の３歳牝馬Ｇ１はキングカメハメハ産駒とゼンノロブロイ産駒が大挙出走する形となったが、桜花賞ではキングカメハメハ産駒が１・３・４着でゼンノロブロイ産駒が全滅、オークスでは、ゼンノロブロイ産駒が１・３・４着、キングカメハメハ産駒は桜花賞馬アパパネが１着同着した以外は全滅という対照的な結果になった。

　桜花賞とオークスの中間の距離で行われる秋華賞だが、僕の勘ではキングカメハメハ産駒が優勢で、ゼンノロブロイ産駒が電光掲示板内に１頭のような気がする。そういう事で、今回の僕の予想はこんな感じです。

◎　⑮アパパネ・・・牝馬三冠がかかるアパパネだが、馬主の方は何となく引きが強い印象があるので、前哨戦は４着に負けたが、今回は無様なレースはしないと思う。

○　⑨アグネスワルツ・・・ゼンノロブロイ産駒の中から１頭選ぶということで、⑤サンテミリオンを考えたが、休み明け＋初の関西圏の競馬＋騎手がどうしても引っかかるので、ゼンノロブロイ産駒で唯一の関西馬のアグネスワルツにした。前走はイマイチだったが、２０００メートルの距離も問題はなさそうなので、思い切って対抗。

▲　③ショウリュウムーン・・・キングカメハメハ産駒だが、母系がＧ１血統ではないので、評価を一枚割り引くが、我が中日ドラゴンズがセリーグ優勝した事を記念し、昇竜に期待したいと思います。

△　⑧オウケンサクラ・・・元々決めて勝負が得意なタイプの馬ではないので、前走の敗戦は悲観するほどでもないかも？　春は桜花賞の出走権確保の為、使い詰めで来たが、桜花賞２着・オークス５着と実力はある馬。秋は余裕のあるローテーションで、本番を迎えるので、それなりには走るような気がする。

×　⑪エーシンリターンズ・・・収得賞金の関係で、他の有力馬と違い前走である程度仕上げているのではないか？という疑問と、ローズステークスの上位勢が全て中段より後ろに待機していた事から考えると、過剰な評価は出来ないが、地味ながらも３着あたりにはいるかもしれない。

×　⑫アンティフリーズ・・・この手のレースは抽選をくぐりぬけた馬が穴をあける可能性がある。抽選をくぐりぬけた３頭を考えると、①レディーアルバローザは前走が負け過ぎ、⑦レインボーダリアは８月から４戦を消化しており上がり目は？となると消去法で⑫アンティフリーズが残った。

　アンティフリーズはマイルの距離までしか良績がなく、過度の期待は禁物だが、父は有馬記念で大穴をあけたタップダンスシチー、近親にブラックホーク、ピンクカメオの２頭のＧ１ホースがいる意外性のある血統の馬なので、大穴で狙ってみたいと思います。

　買い目は、３連複フォーメーション　⑮－③⑧⑨－③⑧⑨⑪⑫を３連複（９点×１００円＝９００円）です。

☆番外編　日曜日のＧ１以外の推奨レースのコーナー

　京都　２Ｒ　２歳未勝利　⑮ヒットザターゲット・・・秋華賞だけではなく、午前中の平場のレースもキングカメハメハ産駒の活躍に期待です。相手もそこそこ揃っているので、単勝までの自信はありませんが、連複・３連複の軸で推奨です。