今週は、クラッシック競走へ向けての重要なトライアル競走が、東西で行われました。
昨日、阪神競馬場で行われた桜花賞トライアルのチューリップ賞では、1番人気のブエナビスタが圧勝し、本番の桜花賞もほぼ当確という感じになりました。
ブエナビスタに関しては、基本的な能力差で押し切るタイプの馬で、勝負根性に多少疑問符がつくものの、現時点で桜花賞に出走が予想されるメンバーの中に強敵も見当たらないので、一昨年のウオッカ・昨年のトールポピーのようなことは無いでしょう。敵は自分自身と極端な道悪馬場だけだと思います。
今日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアルの弥生賞はこちらも1番人気のロジユニヴァースが圧勝し、皐月賞の有力候補に名乗りを上げました。
ロジユニヴァースに関しては、当確と書かなかったのには理由があり、弥生賞のレースレベルが明らかに低すぎるのと、スピード勝負を経験していないというのが気になります。本番の皐月賞で単勝2倍を切る1番人気になるようだと、逆に危険な気もします。スプリングステークス・若葉ステークス・その他のレースを見て、皐月賞本番を考えたいと思います。
今年の牡馬クラシック競走では、ロジユニヴァースと並びリーチザクラウンが注目されているが、リーチザクラウンに関しては、トライアル競走を使わず、きさらぎ賞から皐月賞に直行というのはプラス材料だが、2月5日という早生まれである点と、母系の血統から大物感が感じられない点が気になります。よって、現時点では皐月賞の大本命はコレというものはいません。
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