北京五輪の野球日本代表チームの監督が星野氏に決まった。
僕は星野氏の日本代表監督には反対である。星野氏に関しては、ドラゴンズを退団してからの人間性に疑問符を持っている(ドラゴンズの監督時も特に応援していたわけではない)のと、監督としての能力に疑問符がつくからである。
監督としての能力に関しては、この方は自分が中心にいないと気が済まないタイプのようで、“天才と超一流(自分より目立つ選手)を使いこなせない”という最大の欠点がある。また、他の方の意見で、星野氏は監督としての能力ではなくコーチングスタッフを含めた“チーム星野”としての能力が優れているだけという意見もありました。僕もこの意見には同意しているので、北京五輪を勝ち抜くためには、能力のあるコーチをそろえなければ勝てないという条件がつく。
五輪監督はもう決まってしまったのであきらめますが、選ばれた日本代表選手は当然応援します。日本代表といっても超一流の目ぼしいところはアメリカに行っているので、それなりの成績は上げれるとは思うが、WBCの監督に星野氏がなる事は絶対に反対です。
北京五輪の野球日本代表監督は星野氏の他にいないのかと実際に考えた。僕の日本監督に挙げる条件は、①現在セパ12球団の監督・コーチでない(12球団の監督でも星野氏よりも優れた監督は3・4人いるが、ペナントレースが北京五輪中にあるので致し方ない)、②監督経験があり、最低でもリーグ優勝の経験がある(監督経験が無い人でも監督能力のある人はいるが、いきなりではリスクが大きい)、③見た目が老けていない人 の3つである。この3つの条件をふるいにかけると、星野氏以外では、山本(元広島監督)・梨田(元近鉄監督)・若松(元ヤクルト監督)・東尾(元西武監督)の名前しか出てこない。僕がこの中で選ぶのであれば、若松氏・梨田氏のどちらかになるのだが、スポンサー関係(普段野球に興味が無い人の目)を考えると残念ながら星野氏しか残らない。日本プロ野球の監督は意外に人材難だ。
最後にマスコミに一言。今回の野球五輪代表に「星野Japan」という表現を使うのは絶対にやめて欲しい。これは星野氏がどうこうというより、前回のアテネオリンピックでも「○○Japan」の団体競技が期待ほどの成績が上げれず全滅したからである。○○Japanでは、監督のために競技をしている感じで、日本代表という意識が少なくなるような気がするのは僕だけだろうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます