久々のG1競走の予想コーナーということで、今回は個人的には好きな障害競走のG1中山大障害の予想です。
中山大障害の予想のポイントは、中山コース向きの血統か否かである。出走馬の父を見て、父の母の父がノーザンダンサー系・サンデーサイレンス・トニービン等メジャーな血統の馬(例.ディープインパクト・キングカメハメハ・ハーツクライ・・・)の産駒は、広いコース・少頭数など摩擦の少ない条件が得意で、中山は不向きの馬が多い。逆に父の母の父が父系としては絶滅or絶滅寸前のマイナー血統(例.ステイゴールド・マンハッタンカフェ・・・)の産駒は小回りコース・多頭数など摩擦の多い条件を苦にせず、中山向きの馬が多い。個体差・繁殖牝馬の影響・馬の絶対能力もあるので、一概には言えないが、大体こういう傾向があることは覚えておいて損はありません。来週の有馬記念にもある程度使えるポイントです。
今回の出走馬を見ると、中山向きの馬が少なく、上位争いをできる馬はある程度絞られるのでは・・・ということで、各馬の短評を少々。
① セイエイ・・・大障害コースは過去5度の出走経験があり、7・9・5・6・7着と微妙な結果に終わっており、今回も足りないと見るべきだろう。
② リキアイクロフネ・・・昨年の中山グランドジャンプの2着馬で、大障害コース自体の適性は十分だが、復調途上では?
× ③ サンレイデューク・・・前走の東京ハイジャンプを制し勢いはあるが、デュランダル産駒が中山の大障害コースで上位争いをするイメージが思い浮かばない。中山コースで2勝の実績があり、ノーマークは危険だが・・・
④ ケイアイドウソジン・・・平地・障害ともに重賞勝ちがある実績馬だが、基本的に東京向きで中山は向かない。また、7歳以上の高齢馬の初の大障害コースの挑戦はかなりの割引材料。
▲ ⑤ メイショウヨウドウ・・・鼻出血の影響は微妙だが、調教はそれなりに動いていたようだし、大障害コースは向きそう。土曜日のG1は池添厩舎のステイゴールド産駒、日曜日のG1は池添騎手のステイゴールド産駒に夢を託します。
⑥ レッドキングダム・・・前走の中山のオープン特別は勝ったが、大障害コースはそれほど甘くはなさそう。騎手も脈ありとなれば、メイショウヨウドウではなく、こちらを選択しているはずである。
⑦ クリノテンペスタ・・・今回は意外に惨敗はしないのでは?とは思うが、近走の成績では、買い材料はない。
◎ ⑧ アポロマーベリック・・・大障害コースでは連勝中で、消す材料はまずない。東京ハイジャンプでの敗戦で人気をやや落としているようだが、前走の平地戦が調教がわりとすれば、少なくとも走れる状態にはあり、勝利に一番近い位置にいる馬である。
⑨ シャイニーブラック・・・春の中山グランドジャンプでは4着と善戦したが、ダンスインザダーク産駒で中山の大障害コースは基本的に割引材料。
⑩ オースミムーン・・・能力的には上位だが、前走の京都ジャンプステークスのレースぶりと血統を考えるとどう考えても中山の大障害コース向きではない。春の中山グランドジャンプでも完全に失速しており、ここでは強気に推せない。
○ ⑪ バアゼルリバー・・・大障害コースでは2・2・6・4着と加齢とともに成績を落としているのは気になる材料だが、今回はアポロマーべリック以外は手薄なメンバーでチャンスは十分にありそう。
⑫ ドリームセーリング・・・コース適性はありそうだが、3か月の休養明け、7歳馬の初の大障害コースへの参戦など割引材料も多く、ここは見送り。
⑬ メジロサンノウ・・・キングカメハメハ産駒で、母もスプリンターのメジロダーリングということで、この条件で好走するイメージがわかない。
⑧⑪⑤が基本的に上位だと思うが、今回は上位陣に状態が微妙な馬もいるので、この3頭に残りの10頭の中から好きな馬を1頭加えることをオススメする。
中山大障害の予想のポイントは、中山コース向きの血統か否かである。出走馬の父を見て、父の母の父がノーザンダンサー系・サンデーサイレンス・トニービン等メジャーな血統の馬(例.ディープインパクト・キングカメハメハ・ハーツクライ・・・)の産駒は、広いコース・少頭数など摩擦の少ない条件が得意で、中山は不向きの馬が多い。逆に父の母の父が父系としては絶滅or絶滅寸前のマイナー血統(例.ステイゴールド・マンハッタンカフェ・・・)の産駒は小回りコース・多頭数など摩擦の多い条件を苦にせず、中山向きの馬が多い。個体差・繁殖牝馬の影響・馬の絶対能力もあるので、一概には言えないが、大体こういう傾向があることは覚えておいて損はありません。来週の有馬記念にもある程度使えるポイントです。
今回の出走馬を見ると、中山向きの馬が少なく、上位争いをできる馬はある程度絞られるのでは・・・ということで、各馬の短評を少々。
① セイエイ・・・大障害コースは過去5度の出走経験があり、7・9・5・6・7着と微妙な結果に終わっており、今回も足りないと見るべきだろう。
② リキアイクロフネ・・・昨年の中山グランドジャンプの2着馬で、大障害コース自体の適性は十分だが、復調途上では?
× ③ サンレイデューク・・・前走の東京ハイジャンプを制し勢いはあるが、デュランダル産駒が中山の大障害コースで上位争いをするイメージが思い浮かばない。中山コースで2勝の実績があり、ノーマークは危険だが・・・
④ ケイアイドウソジン・・・平地・障害ともに重賞勝ちがある実績馬だが、基本的に東京向きで中山は向かない。また、7歳以上の高齢馬の初の大障害コースの挑戦はかなりの割引材料。
▲ ⑤ メイショウヨウドウ・・・鼻出血の影響は微妙だが、調教はそれなりに動いていたようだし、大障害コースは向きそう。土曜日のG1は池添厩舎のステイゴールド産駒、日曜日のG1は池添騎手のステイゴールド産駒に夢を託します。
⑥ レッドキングダム・・・前走の中山のオープン特別は勝ったが、大障害コースはそれほど甘くはなさそう。騎手も脈ありとなれば、メイショウヨウドウではなく、こちらを選択しているはずである。
⑦ クリノテンペスタ・・・今回は意外に惨敗はしないのでは?とは思うが、近走の成績では、買い材料はない。
◎ ⑧ アポロマーベリック・・・大障害コースでは連勝中で、消す材料はまずない。東京ハイジャンプでの敗戦で人気をやや落としているようだが、前走の平地戦が調教がわりとすれば、少なくとも走れる状態にはあり、勝利に一番近い位置にいる馬である。
⑨ シャイニーブラック・・・春の中山グランドジャンプでは4着と善戦したが、ダンスインザダーク産駒で中山の大障害コースは基本的に割引材料。
⑩ オースミムーン・・・能力的には上位だが、前走の京都ジャンプステークスのレースぶりと血統を考えるとどう考えても中山の大障害コース向きではない。春の中山グランドジャンプでも完全に失速しており、ここでは強気に推せない。
○ ⑪ バアゼルリバー・・・大障害コースでは2・2・6・4着と加齢とともに成績を落としているのは気になる材料だが、今回はアポロマーべリック以外は手薄なメンバーでチャンスは十分にありそう。
⑫ ドリームセーリング・・・コース適性はありそうだが、3か月の休養明け、7歳馬の初の大障害コースへの参戦など割引材料も多く、ここは見送り。
⑬ メジロサンノウ・・・キングカメハメハ産駒で、母もスプリンターのメジロダーリングということで、この条件で好走するイメージがわかない。
⑧⑪⑤が基本的に上位だと思うが、今回は上位陣に状態が微妙な馬もいるので、この3頭に残りの10頭の中から好きな馬を1頭加えることをオススメする。