タイムシェアのある人生

このブログでは私が実際に訪れたタイムシェアや現地で経験したいろいろな情報をシェアしていきます。

セドナからちょっと足を延ばしてアンテロープキャ二オン

2012-05-26 12:12:02 | ヒルトン・セドナ・リゾート&スパ


セドナ滞在3日目はちょっとセドナから足を延ばしてガイドさんお勧めのアンテロープキャニオンに行ってみました。


このアンテロープキャニオンはセドナから車で4時間ほどのペイジという地域にあります。そこまでの道は自分が思い描いていた「広大なアメリカ」そのものでした。


延々とこんな道が続きます。


遠くに見える壁のような山がグランドキャニオンです。一昨年、ラスベガスから軽飛行機で行きましたが反対側から見るとこんな感じなんですね。


アンテロープキャニオンはアッパーとローワーと二ヶ所ありますが、主に観光客が行くのはアッパーの方。目印はこの発電所の3本の煙突です。この向かい側にアンテロープキャニオンツアーの集合場所があります。


このほったて小屋がツアーの受付。アンテロープキャニオンはネイティブインディアンのナバホ族の敷地の中にあるので許可がないと入れません。よって自由に観光することができないので皆、このナバホ族のツアーに参加して観光します。このツアー、結構ナバホ族のいい収入源になっているそうです。


アンテロープキャニオンへはこんな四駆のトラックの荷台に乗せられていきます。


こんな恰幅のいいおばちゃんが参加者の名前を呼んでトラックを割り当てていきます。このスローでイージーな感じがなんとなくハワイアンを思い出させます。


1トラックに10人位詰め込まれます。


トラックの荷台に乗ってこんな砂漠の道を激走していきます。結構バンピーで迫力があり、これだけでも十分アトラクションになりそうです。子供さん達は大はしゃぎでした。


アンテロープキャニオンの入り口に到着しました。アンテロープキャニオンはナバホ族の言葉でツェー・ビガニリニ(Tse bighanilini)「水が岩を流れる場所」という意味だそうで、もともとはロッキー山脈が隆起してきた際に出来たコロラド台地の一部を流れていく水が柔らかい砂岩を侵食して出来たものなんだそうです。

中に入ってみましょう。

一歩中に入ると外からは想像できなかったような幻想的な世界が広がっています。


素人の私でもこんな写真がとれるので写真好きの方にはたまらないスポットでしょう。ここはアメリカ西南部で最も写真に撮られているところなんだそうです。この日も三脚を持った写真家の方が沢山来ていました。


天気や光の入り具合でいろいろな表情を見せてくれます。またもやアホほど写真を撮ってしまいました。


絵葉書のようですねえ。自分が撮った写真とは思えません。


芸術的です。


同じ所を撮っても陽のかげんでどんどん色が変わって行きます。


この一帯は砂漠気候で1年中乾燥しているのですが、モンスーンの時期に降るスコールが鉄砲水を起こしてアンテロープ・キャニオンに流れ込み、中を侵食するのでそれによって内部は毎年様子が変わるそうです。1997年にはその鉄砲水でなくなった方もいるそうですが、今の状況からは水が来るなんて全く想像もできません。


アンテロープ・キャニオンはアッパーキャニオンとローワーキャニオンに分かれ、観光的にはアッパーキャニオンの方が圧倒的に人気があるそうです。その理由の一つがこのキャニオン頂上の開口部から放射されるビーム(日光の光線)が織り成す幻想的な景色です。


ビームも光の具合でどんどん変わります。このビームを見るには太陽が真上に来るお昼時のツアーに参加するのがいいそうです。


すごいですね。


感動して写真を撮りまくりました。後で数えたらここだけで200枚近く撮ってました。


光の具合で同じ場所でも


ほれ、この通り全然印象が違います。


やはり光が強くて明るい時の方が見事ですね。


こんな感じ。


ダブルビームも撮れました。自分の写真ながら感動です。セドナから多少距離はありますが、写真の好きな方は是非行ってみてください。アンテロープキャニオンに関して詳しく知りたい方は以下を参照下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3

アンテロープキャニオンを見た後、ランチでも食べようということで昨日ガイドさんに薦められたレイクパウエルに行ってみました。

レイクパウエルはコロラド川を堰き止めたダムが作った人造湖で人造湖としての広さは全米第2位。全長186マイルもありアリゾナ州からユタ州にまたがる一大リゾート地です。我々が訪れたのはその広大な湖の玄関口、レイクパウエルリゾートです。


あまりにも大きいので写真をとってもほんの一部しか撮れません。


湖の向こうにはグランドキャニオンも見えます。

昨日のガイドさんのお勧めに従ってレイクパウエルリゾートの中のレストランでランチしてみました。景色も味も良く、値段もリーズナブルなのでお勧めです。


でも私が一番気に入ったのはこれ。ハウスボートです。レイクパウエルはハウスボートでも有名らしいです。


こんなボートに泊まってバケーションを過ごしてみたいですね。タイムシェアのポイントでも泊まれるので将来ポイントを増やして是非チャレンジしてみたいです。


湖に浮かぶボートに泊まって見る月夜。最高にロマンチックですね。夢が膨らみます。

ランチの後、まだ少し時間があったので帰り道にホースシューベンドに寄ってみました。


このホースシューベンド(Horseshoe Bend)はコロラド川が蹄鉄(horseshoe)の形に蛇行している場所。


看板があって砂漠の中を20分位歩いて見に行きます。軽いハイキングコースです。


砂地をテクテクと丘の上まで登っていくと。。。


丘の上からは雄大な景色が望めます。この丘を下った所に忽然とコロラド川が現れます。


柵も手すりも何も無いのでかなり怖いです!!!(写真の下の方が欠けているのは怖くて崖の際まで行けなかったからです。。。ハイ)

ホースシューベントを見てまた同じ道をセドナに戻ります。長いドライブではありますが道は空いていて広いので運転は苦になりません。セドナの手前にフラッグスタッフという街があり、ここからセドナへは川沿いの緑豊かな道を進みます。


緑豊かで気持ちいいです。今日は一日砂漠の中で過ごしたので余計にそう感じるのかもしれません。


セドナに着く頃には夕方になっていました。レッドロックに夕日が当たっています。

往復8時間近いドライブでしたが行った甲斐はありました。次回、セドナに来ることがあれば今度はモニュメントバレーにも行ってみたいです。

旅の最終日の晩はちょっと豪華にイタリアンに行くことにしました。
セドナはグルメの町としても知られているそうでこんな小さな街の割にはフレンチ、イタリアン、メキシカン、コンチネンタル、クラシック・アメリカン、カウボーイまたはサウス・ウェスタン、タイ料理や日本食などのオリエンタルと沢山のチョイスがあります。


今回選んだのがダール&ディ・ルーカ。ヒルトンのすぐ裏にあって歩いてもすぐです。


我々が行ったときは満員。でもお店の雰囲気もいいしインテリアも洒落ていてすごくいい感じです。




値段もハワイに比べればだいぶ手ごろ、でも味はすごく良かったです。ロケーションも便利。歩いていけるのでお酒も飲めますからヒルトンに泊まったら是非行ってみてください。
お店については以下の参照下さい。
http://dahlanddiluca.com/

このように盛り沢山な内容のセドナツアーでしたが、行ってみて本当に良かったです。行くまではセドナについては全く知識も興味も無かったのですが、なかなか奥が深くいろいろな楽しみのある所でした。一緒に行った同僚はすっかりセドナにはまってしまって、早速11月にまたホテル予約していました。タイムシェアの旅行もいいですが、たまにはこんな風にヒルトンホテルを使いながら色々な土地に行ってみるのも楽しいですね。