さて、サムイ島の旅、最終回はオプショナルツアーで行った「ダムヌンサドゥアック」の水上マーケットを御紹介します。
今回、「バンコクで1日あるので何をしようかなー」と色々ネットで調べていて見つけたのがこの「水上マーケット」。
バンコクから約80kmの所にあって午前中にバンコクに帰って来れるし、費用も2000円ちょっとくらい。お手頃なツアーでした。
水上マーケットへはこんなバスで行きます。今回は日本人向けの日本語のツアーに参加しました。
ガイドさんは流暢ではありませんがちゃんと日本語で案内してくれます。ただ格安ツアーだったので「ガイド」というよりは「添乗員」というレベルでした。
バスの車窓からは珍しい物が見れて愉しいです
こんなタクシーも一度乗ってみたかったのですが、意外な事に普通のタクシーより値段が高かったです。
ソンクランの為か道が大変空いていたのであっという間に最初の休憩地点のココナッツ工場に着きました。
こんな感じでココナッツからお菓子なんかを作っているところが見れます
アメみたいですねえ
ココナッツ工場の隣には御土産屋とトイレがあります。
お土産屋はご覧の通り欲しい物は何もありません
トイレ休憩して出発。程なくエンジンボートの乗り場に到着しました。
ここでこんな細長いボートに乗り換えて水上マーケットへ向かいます
ところがこのボート、細長くて安定悪そうな割にはこんな大きなエンジンがついていて
メチャメチャ飛ばします
こんな細い水路を
この勢いですから。「こんな汚い水の中に落ちたら」と思うと気が気じゃありません。
ながーいスクリューが付いているのに器用に細い水路を曲がっていきます
途中では川沿いに住んでいる人たちの生活の様子が見られます。コンラッドから僅か1時間でこんな生活を送っている人がいるんですから、、、、凄い格差ですね。
大雨が降ったらこの辺の家はどうなるんでしょう?
普段の交通手段にもボートが利用されているようです
こんな広い水路も通って(ここで落ちたら嫌ですよね。。。)
ダムヌンサドゥアック水上マーケットに到着しました。時間的には20分くらいだったのでしょうか?でもボートがひっくり返りはしないかと心配で心配で気持的には随分長く感じました。このボートは一度乗れば十分かなあ。
水上マーケットに到着したら今度は手漕ぎボートに乗り換えます。「矢切の渡し」を彷彿させますが
船頭さんはこんなおばあちゃんです
これが私が乗ったボート。見た目よりだいぶ不安定で揺れるのでスリル満点です。
おばちゃん船頭さんはもくもくと船を漕いでくれますが、顔は怖いです
ボートが沢山行き交う中、ゆっくりゆっくり進みます
中にはボートに乗りながら食べている人が結構いて、つい私も食べたくなります。
こんな感じで
ボートの上にガスコンロまで置いて揚げ物までしてます。凄いですねえ。
マンゴやパパイアを剥いて売ってたり、
ラーメンのようなつゆそばを売っていたり船の上で何でもできちゃいます
商売上手なおばちゃんはこんな感じでにこやかに近づいてきて
セールスしますからつい買いたくなっちゃいます。でも衛生的にはかなり心配。。。
こんな感じで細い水路を入っていくと
両側には御土産物屋のようなお店が並んでいます
でも「誰が買うの?」と思うような物ばかりでお店の人は暇そうです。
おばちゃん船頭が時々船をお店の前に停めるのですが誰も買いません
微妙です~
おばちゃん、スネーク屋の前で船を停めました。ここは観光地の定番、大きな蛇を首に巻いて写真を撮るお店です。写真を撮るだけで500バーツ(1500円以上)を要求されますから要注意。カラカウア通りのオウム屋を思い出させます。
15分くらいでぐるっと回って戻ってきます。まあ人生に一度でいいですが面白い経験でした。
船が到着したところは大きなマーケットになっていていろんな食べ物のお店があります。
地元の人らしき人たちは船からラーメンや食べ物を買って、水辺に座り込んで食べています。
船の上で何でもできちゃうんですね
おいしそーなんだけどお腹こわしそー
この方なんかは慣れたもんですね。毎日ここで朝食を食べている雰囲気です
なんか見てると食べたくなっちゃうなあ
とまあこんな感じでスリルと驚きがいっぱいの水上マーケットツアー。御値段もお手ごろですから一度行ってみても損はないと思います。あともし水上マーケットで食べたことがある方がいらっしゃいましたら、お腹を壊さなかったかどうか教えてください。ずーっとあの船の上で作ってるヌードルスープが食べたかったので。。。。
以上でタイのサムイ島とバンコクの旅は終了です。
次回は久々にベタなハワイネタに戻りますよ!
さて、今日はタイのB級グルメです。
今回、タイに行くにあたって同僚やお客様からレストランについて幾つかアドバイスをいただきました。
まずは同僚イチオシのパッカパオ。豚肉とホーリーバジル炒めライスです。今回はポークとチキンと2つ頼んでみました。
タイの一般的な家庭料理のようで、どんなお店でも食べられるらしいのですが
今回は同僚行きつけだったスーパーの入り口にあるカフェみたいなお店で食べました。
普通に美味しかったです!ハワイで言えばロコモコみたいなもんでしょうか?この普通に美味しいというのが日常食には非常に重要なことカナ?と思います。また食べたくなる味です。ハワイに帰ってから自分で作ってみようと思いました。
次はタイムシェアの説明会に来られたお客様から勧めていただいた「プーパッポンカレー」(蟹と玉子のカレー粉炒め)で有名なソンブーンです。
幾つもお店があるようですが私が行ったお店はモダンで綺麗でした。
お客様でいっぱい。日本人も結構います。
カレーが有名なようですが、シーフードなどメニューは豊富です。ただ残念ながらラウンジで散々飲んで食べてしまったので、今回はお奨めのカレーのみいただきました。
これが「プーパッポンカレー」。コクのあるソースと独特の甘み。カレーというよりはカレーとカニが入った卵とじみたいな感じです。日本人には親しみ易い味だと思います。
あとマンゴー&スティッキーライスもお客様から勧められたのですが、どうも想像するとなんとなく別々に食べた方が美味しいような気がしたので結局頼みませんでした。
そして最後はMKのタイスキ
写真を撮るのを忘れて食べてしまったのでこれがウエブから拾った写真ですが、まあ普通のお鍋です。
お店はモダンで綺麗でした。サービスもいいですよ。記念写真を撮ってくれてお鍋の形をしたフレームに入れてプレゼントしてくれました。
ところでこのMK、なんと日本にもあるではないですか?
インターネットで調べていたらこんなりっぱな日本語のサイトがありました。
http://www.mkrestaurants.co.jp/
新宿と山口、そして九州には沢山お店があるんですね。ウエブでは独自のMKソースを売りにしていましたが、これは日本人にはちょっと微妙な感じで、私はソースはつけずに食べました。
バンコクではもっと時間があればいろいろタイ料理を食べまくりたかったのですが、残念ながら1日半ではどうにもなりません。次回の楽しみにしたいと思います。
次に、今回の旅は期せずしてタイのお祭り「ソンクラン」の時期に重なっていました。
ソンクランとはタイの旧正月のこと。現在、政府によって4月13日から15日に固定されていて祝日になっています。
もともとは、純粋に新年のお祝いで、家族が一堂に集って共同で仏像のお清めを行ったりする期間であったそうですが、近年では、この時期が一年でもっとも暑い時期である事などから、特に若年層を中心に、単なる水掛け祭りに変わってきているそうです。
この「祭り」では水をかける行為自体が「敬意を払う」事になるようで、見ず知らずの人でも誰彼構わずを水を掛け合います。
私は午前中はなんとか被害にあわずに済んでいたのですが、パッカパオを食べようとこんな路地に入った途端、集中攻撃を受け、
水浸しの上に
粉まで塗られました。
写真ではたまたま外国人の水鉄砲姿が写っていますが、ソンクラン期間中はタイ全土で壮烈な水掛け合戦が繰り広げられるそうです。ホース、水鉄砲、バケツなどあらゆる手段で水を掛けられずぶ濡れになります。私もバケツでかけられて「もうこれ以上はたまらん」とタクシーを拾ってコンラッドまで帰りました。
こんな水鉄砲をいい大人がみーんな持っているので、この期間中にタイに行かれる方は「郷に入らば郷に従え」。大きな水鉄砲買って楽しんじゃいましょう!
※昨日、タイではクーデターがあり、夜間外出禁止になるなど大変そうなニュースが流れています。私が行った先月も緊迫したニュースがあったものの実際には普通の人は普通に生活をしていて、大人も子供も水鉄砲持ってクーデターならぬ「水掛け合戦」をしていたわけですから、ニュースだけでは現地の様子はわからないものですねえ。
さてタイのサムイ島の旅、最終回はタイの水上マーケットを御紹介します。