タイムシェアのある人生

このブログでは私が実際に訪れたタイムシェアや現地で経験したいろいろな情報をシェアしていきます。

英国王室の避暑地に建つタイムシェア クレイゲンダロック Part1 スイート

2017-11-23 03:57:31 | スコットランドのタイムシェア


Happy Thanksgiving Day!
世の中すっかりホリデーモードになってます。今日はファミリーでターキーをいただく日。これからクリスマス、年末までは独り者には厳しい季節です。こういう日に仕事があればいいのですが、私の休みのスケジュールがサンクスギヴィングと重なってしまい、今年は一人静かにスコットランドのブログをせっせとアップしております。


ということで今回はスコットランドのタイムシェア第1弾、クレイゲンダロックをご紹介します。
紅葉、そしてサンクスギヴィングのこの時期にご紹介するのに丁度いい感じのリゾートです。


まずスコットランドにはヒルトンのタイムシェアが4つありますが、そのうちの2つがクレイゲンダロックにあります。場所はケアンゴーム国立公園の中。スコットランドの中ではハイランドのエリアになります。


クレイゲンダロックはエリザベス女王とエジンバラ公の夏の避暑地であるバルモラル城の近く。


ロイヤル・ディーサイドと言われるディー川のほとりの地域ににあり、落ち着いた自然豊かなところです。ここに本当に素晴らしいタイムシェアリゾートがありました。お部屋は「これが本当にスタジオ?」と疑うほど広々としていて、家具も設備も豪華。「やっぱりタイムシェアだよなあ」とつくづく思いました。


Dundeeのダブルツリーホテルを出て、セントアンドリュースを見学してから、クレイゲンダロックに向かいました。
iphone Mapで見たところ2時間くらいで到着の予定だったのですが、実はそれがとんでもない山道。すれ違いできないくらい狭いし、雨はワイパーが追いつかないほど激しくなってくるし、看板見落として道は間違えるし、結局5時間以上かかってやっと到着しました。


クレイゲンダロックはケアンゴーム国立公園の中のBallater(バラター)という街にあります(この地図の真ん中右側)。クレイゲンダロックに向けて運転している時は「なんでこんな不便な所にタイムシェアを造ったのかなあ?」と思っていましたが、後で調べてみたら、ちょっと遠回りですが高速を使って、もっと簡単に来る道がありました。(GPSが提示する最短距離は山道のドライブが好きな方にしかお勧めできません。)


と言う事で苦労してやっとクレイゲンダロックのヒルトンに到着


看板に従って


入口から暫く道を上がっていくと


徐々に建物が見えてきて


やっとフロントのあるメインビルディングに到着です。


メインビルディングの前の駐車場に車を停め、自力でフロントに行きます。ここはベルマンとか駐車場の係りの人はいませんのでセルフでやりましょう。


ビルディングの入口の花が綺麗。雨の中のドライブの疲れが癒されます。


ダウンが欲しいくらい寒いのに、よく手入れされてました。


こちらが入口。ワイキキの大きなタイムシェアに慣れているので、普通の家の玄関のような入口は新鮮です。では入ってみましょう。


中は木造の温かみのあるインテリア


クラシックな感じが落ち着きます


親切丁寧でフレンドリーなスタッフに迎えられ、無事チェックイン完了。お部屋に向かいます。


お部屋は別棟になるので、フロントからお部屋まではエレベーターを2回乗り換え、迷路のような道を進みます。


日本の旅館を思い出させますねー


そして、こちらが今回泊まったスタジオ・プレミアのお部屋


スタジオと言いながら、ベッドルームが別にあるスイートタイプ!


スコットランドらしい、落ち着いたインテリアが素敵です。


また大きなリビングに


テーブルや椅子があるスペースも別にあって、スタジオなのに、ワイキキの1ベッドルームより大きいです。


唯一スタジオらしいのはフルキッチンがないことくらい


でもちゃんとしたワイングラスがあり、無料の水とトワイニングの紅茶が置いてありました。やっぱりスコットランドなので、まずはコーヒーより紅茶なんでしょうか。


設備は電子レンジと


ミニ冷蔵庫だけ


小さな冷蔵庫ですがちゃんと紅茶やコーヒーを飲むためのミルクが入っていました


牛っぽいパッケージがかわいいですね。


ティーポットに


ティーカップももちろん完備


キッチンは小さな流しだけですが、


食器類やワインオープナー


缶切りなどお部屋で簡単な食事をするのに必要なものは全て揃っています。


カップやお皿


コップなどもスタジオとは思えない充実ぶり


簡単な食事や紅茶をいただくのにぴったりなテーブルの他、


仕事もできるデスクが別にあり


更に足を延ばして座れるソファもあります。


そしてこのソファの前には暖炉が!これはたまりません。スタジオでも暖炉があるなんて感激!後でフロントで聞いたら、これはプレミアのグレードだけだそうです。


こちらが暖炉のリモコン。


説明書を読んだのですが、どうも炎の調節と温度の調節があるようで、なかなか使いこなすのに苦労しました。


またアイロンやセーフティーボックスはクローゼットにあります。扇風機は必要となる時期があるのでしょうか?


もちろんスリッパ、ドライヤーも完備


そしてバスルームもまた立派!「これがスタジオのバスルーム?」と目を疑うような広さです。


さすがにシンクは1つで


トイレもセパレートルームではありませんが、十分ゆとりがあります。


そしてびっくりしたのがこれ!なんとテーブルの上にコーヒーと化粧品類のプレゼントが置いてありました。


ここのスパのグッズが


こんなポーチに入っています。


なんか凄く得した気分♪ でも男が使うものではなさそうです。。。。。


そしてこちらが地元のコーヒー。英国と言えば紅茶のイメージでしたが、なんとこんなスコットランドでもコーヒーを作っているんですね。あまりの大盤振る舞いに、フロントの人に「これ本当に無料のプレゼントですか?」と聞いてしまいました。


あと施設内の案内が充実していました。テレビで全部見れちゃいます。


お部屋のガイドブックも英語ではありますが、よく造られていて


背景に建物の絵が入ったガイドブックはなかなかいい感じです。


利用施設の説明も充実


そしてこのようにお部屋にどんな備品があるか一覧表があると助かりますよね。ワイキキでも実施して欲しいものです。


あと、ダブルツリーもそうでしたがコンセントは日本やアメリカと形が違いますのでアダプターが必要。しかも各々のコンセントにスイッチがついているので、これをオンにしないといけません。ちょっと面倒。


残念ながら今回のスタジオにはベランダがありませんが、窓からの緑が綺麗でした。


そして最後に今回の滞在で一番感動した物をご紹介します。それがこのBoca Terryのバスローブ


グランドアイランダーのペントハウスにもワシントンDCにも置いてあったこのBoca Terry。


その中でもこのクレイゲン・ダロックのバスローブは生地、着心地、肌触り、暖かさともに最高でした!このバスローブを着て、暖炉の前でぬくぬくするのが至福の時間です。

ということで大満足のクレイゲンダロック・スイーツのスタジオ。スイーツには他にもスタジオプラス、1ベッドルーム、2ベッドルームのお部屋があります。今回、すごく気に入ったので他のお部屋も試してみたくなりました。

次回はクレイゲンダロックのもう一つのタイムシェア、「ロッジ」をご紹介します。