タイムシェアのある人生

このブログでは私が実際に訪れたタイムシェアや現地で経験したいろいろな情報をシェアしていきます。

ハワイの状況が劇的に変わっています

2020-03-20 03:13:43 | 最近のハワイ

日本のTVでもニュースになったようですが、ここ数日の間にハワイも劇的に状況が変わりました。

感染者数は昨日までは16名だったのが今日26名に増えました。これは感染者が増えたというより、それだけ検査が進んだということなのかもしれませんね。

ハワイは人数的にはまだまだ少ない方ですが、コロナに対する対策の早さと厳しさには本当にびっくりです。

トランプが10名以上の集まりを自粛するようにとアナウンスをしたあたりから、これまで緩やかだったハワイでも滅茶苦茶対応が変わって、まさに戒厳令がしかれたようになっています。

アラモアナセンターを始め、ロイヤルハワイアンセンター、インターナショナル・マーケットプレイス、ワイケレアウトレットも営業時間を短縮。アラモアナセンターはお昼の12時から夜7時までになりました。ただ営業はされているとは言っても、ショップやデパートが全米チェーンや世界的なブランドだと、ほとんどクローズになっていて、上の写真のように営業時間中に行ってもゴーストタウンのようです。

 

メイシーズもこの通り真っ暗。他にもノードストロームやH&M、アップルストア、ビクトリア・シークレットやバス&ボディ・ワークス、ラルフローレンやセフォラ、エルメス、シャネルなど有名ブランドも全部クローズです。

唯一開いているのが日本系のブランドや

 

Na Hokuやサーフショップなどローカルの会社が開いていました。

あと全米チェーンではありますが、ROSSは開いてました。それでもショッピングセンター全体の10分の1も開いていない感じです。

食品系ではホノルルクッキーカンパニーやビッグアイランドキャンディーもクローズになってしまい、御土産を買うことすらままならない状態。

それでアラモアナセンターもロイヤルハワイアンセンターもインターナショナル・マーケットプレイスも空いているのはフードコートだけという状況です。

でもご覧の通り、買った食べ物を食べるテーブルや椅子が全部撤去されているので、お部屋に持って帰って食べるしかありません。ラーメンなんか伸びちゃいますよね~

ということでお買い物は殆ど期待できません。

ではアクティビティはどうか?と言うと、ハワイ州やホノルル市は公園や施設を4月30日まで全部クローズ。

アラモアナ公園さえ入ることができなくなりました。これじゃ散歩もジョギングも水泳もできないじゃないですかああああ。

もちろんハナウマベイや市のゴルフコースもクローズですし、ウエット&ワイルドやシーライフパークやパールハーバー、アリゾナ記念館もクローズ。本当に「どこに行けばいいんじゃー!」と叫びたくなる状況です。

更にレストランやバーはテイクアウトとデリバリーのみにするよう州や市が要請をしています。ホノルル市については明日20日から本格的に施行され、とりあえず15日間のようですが、違反すると罰金2000ドルのようです。これは島によって対応が違い、マウイはホノルルに合わせてきているようですが、ハワイ島は郡の判断でレストランは継続している様子。一番規制が厳しいのはカウアイ島で、なんと門限が設定されました。「子供じゃあるまいし~」と思いますが、なんと夜9時から朝5時までは外出禁止。まあもともとカウアイ島は夜出かけるような場所が少ないので、あまり問題はないのかもしれませんが、すごいですね。

ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ内では、海の目の前のトロピクス・バー&グリルなどレストランは今日は普通に営業していましたが、明日からはテイクアウトのみになるそうです。更に名物のヒルトン花火も今週からしばらく中止。スターライト・ルアウもこの日曜日から中止になってしまいました。本当に残念。せっかく来ていただいたオーナー様には本当に申し訳ないです。

食材を買うためのスーパーは営業時間は短縮されたものの、全てオープンしています。

ただ買いだめの為に、米と

パスタと

 

トイレットペーパーはありません。また缶詰類や麺類、冷凍食品も品薄。あと不思議なことにピーナツバターもなくなっていました。要は保存が聞いてローカルが好きな食材が買いだめされているということなんでしょうね。

野菜や

肉、そして魚や酒類は普通に残っていますので大丈夫です。

各スーパーが時短に走る中、唯一ドンキだけは営業時間の短縮がなく24時間営業のまま頑張っています。

しかもドンキのウエブサイトを見たらトップ画面がこれでした。全米チェーンのスーパーとは次元が違うところがさすがドンキ。好きだなあ~

本来、買いだめなんかしなければこんな事は起こらないはずなのですが、みんなが買い出すと買わないわけにはいかないのが人間の心理なんでしょうね。

私は最近、ズボンのベルトが苦しくなってきていたので、「これは炭水化物抜きダイエットに絶好の機会!」とお米やパスタなど

買えないものか買わないことにしました。ふんだんにある野菜や魚でしばらく健康的な食生活に切り替えよう!と思っています。

フィットネスジムも公園も閉まってしまったし、なんと自宅のマンションの中のジムやプールもクローズされてしまったので、

道を走るくらいしかできることがありません。これでは更に腹が出てくることは間違いないので、ちょうどいいかな?と前向きに捉えています。

 

これまで「ハワイは大丈夫ですか?」と何人かのオーナー様からお問い合わせをいただき、その都度「大丈夫です、普段どおりですよ」と

申し上げて来ましたが、急遽、大変残念なことになってしまいました。

ハワイ州知事のアナウンスが日本のニュースでも放映されていましたが、「今後30日間、海外からハワイへの来訪を控えて下さい」という動きに

なっています。同じアメリカ国内でもハワイ州以外からハワイに帰ってきた場合は14日間の自宅待機。こんな動きが僅か数日の間に起こりました。

方向が良いか悪いかは別として、アメリカの動きの早さにはびっくりです。

これによってハワイの経済への影響も半端な状況ではなく、失業保険の申請が激増して、登録のウエブサイトも電話もパンクしてしまったそうです。

ヒルトンホテルもこれから世界の主要都市のホテルをクローズするとアナウンスしていましたし、なんと残念ながら私が勤務しているヒルトン・グランドバケーション

ズのセールス部門も明日から4月2日までクローズすることになりました。

「島の閉鎖で自体が解決するのか?」

「これはやり過ぎじゃないの?」

と個人的には思いますが、これは日本人的感覚なのかもしれませんね。

今は現状を受け入れて、じっと状況が改善されるのを待つしかなさそうです。

大変な状況の中、頑張ってハワイに着ていただいたオーナー様には本当に申し訳ないです。

尚、各地の営業時間やクローズの情報は以下のハワイアンタウンズのサイトがすごく便利でした。

https://www.hawaiiantowns.com/news/covid-19-hawaii/