昨年の夏にいったアラスカクルーズ。最終回はグレイシャ―・ベイ国立公園とその他の寄港地のアクティビティをご紹介します。でもちょっとその前に最近のハワイの様子をお知らせ。
最近、ハワイでは1日の新規感染者数が500人を切る日が多くなりました。そこでホノルル市長のブランジアーディ氏は3月中旬くらいからレストランやバー、ジムに入る際に義務づけられていたワクチンの接種証明書や陰性のテスト結果の提示を廃止する方向で進めていると発表しました。
ただハワイはアメリカの中ではものすごーい保守的な州(ガッツリ民主党の島です)。
アメリカの他の州では学校のクラス内でのマスク着用義務を廃止する方向で準備をしているのですが、ハワイはかたくなにマスク着用義務を止めないみたいです。なのでホノルル市長の進めている規制緩和も待った!がかかるかもしれませんねー。
ではアラスカクルーズの話に戻りましょう。今回は2つの寄港地でのアクティビティとアラスカクルーズのメイン、グレイシャ―・ベイ国立公園の氷河ウオッチングの様子をご紹介します。まずは2番目の寄港地、スキャグウエイから。
スキャグウエイではホワイト・パス・レールウエイに乗って、鉄道から景色を観るアクティビティに参加しました。何故これにしたかと言うと、残念ながら他にスキャグウエイでは面白そうなアクティビティがなかったんです。
この列車、ゴールドラッシュ時代に作られたものだそうです。
車窓から断崖絶壁の素晴らしい景色が見られます
ちょっと怖いくらい。この列車は同じ道を往復するので、皆がいい景色を観れるように、帰りは車掌さんが反対側の席に移動するよう指示してくれます。
約2時間少々の旅でした。列車で同じところを往復して景色を観る以外は何もないアクティビティでした。あまりと言うか個人的には全くお勧めしません。Youtubeでビデオで見るだけで十分じゃないかな~?と思います。
レールの旅の後はスキャグウエイの街の散策に出かけました。
が、しかし。。。。これがスキャグウエイの街ですか。。。
歩いているのは船から降りてきた観光客だけ
メインストリートもさびしー!まあ仕方ないですよね。パンデミック中ですから。。。
ちょっと賑わっていたのはこのお店。ドウボーイ
でっかい揚げパンみたなのに砂糖をまぶしたやつです。お店はあまいいい香りがしました。
大して観るところもないので、そそくさとスキャグウエイ観光を終了して船に戻り、
ジャグジーに浸かって
マンゴマルガリータで乾杯!やっぱりアクティビティよりこっちがいいですね!
クルーズ業界でもITが進んでいて、今はアプリからドリンクや食べ物のオーダーができます。
ちゃんと位置検索までしてくれるので、サーバーの人をつかまえなくてもiphoneのアプリでオーダーすれば、自分のいるところに持ってきてくれます。ありがたいですね~(ただ人を捕まえてオーダーするよりは持ってくるまでにちょっと時間がかかるみたいです)
ジャグジーに浸かりながら眺めるサンセット。ああ~最高~。これが私の一番好きなアクティビティでした。
スキャグウエイでの下船と列車の様子はこちらのビデオをご覧ください。
そして次の日はアラスカクルーズのハイライト、グレイシャ―ベイ国立公園です。
今回のクルーズは本当にお天気に恵まれて、この日も快晴。明け方には月の光が海面に輝く素晴らしい景色が見れました。
クルーズ中はあまり部屋にいないので、クルーズのリピーターはインサイドの部屋を選ぶ方も多いそうですが、こうやって自分の部屋のベランダからこんな景色が見れると、やっぱりベランダ付きの部屋にして良かったなあとも思います。
グレイシャ―ベイの朝は早いです。なんと朝7時からホールでグレイシャ―ベイのレインジャーの方が国立公園の説明をしてくれます。早起きして(と言うかジジイは既に早起き)参加しました。
朝早いのであんまり人はいなかったですが、いい事前勉強になりました。
船はゆ~っくり、ゆ~っくりとグレーシャーベイ国立公園の中を進んで行きます。
見てください!この鏡のような海。「船は揺れるから~」というイメージはアラスカクルーズで完全になくなりますよ。
奥に進むにしたがって、海面の氷の破片が増えていきます。
ポイント、ポイントで船を停めて氷河ウオッチングをします。
圧巻です!
この景色、人生で一度は見ておきたいですね。早速、子供たちにもアラスカクルーズ勧めました。
クルーズではこんな景色がジムでランニングしながら見れちゃいます。贅沢~
絶景かな、絶景かな。
本当に静かー。素晴らしかったです。
船はグレイシャ―ベイ国立公園の中の幾つかのスポットを周り、いろんな氷河の景色を見せてくれました。これは「確かにアラスカクルーズは行く価値はあるなあ」と思わせてくれる1日でした。
グレイシャ―ベイの様子は上のビデオをご覧ください。
そしてアラスカクルーズの最後の寄港地はケチカンです。この日はアラスカとは思えないほど暖かくて、朝から凄い霧。船は汽笛を鳴らしながらケチカンに向かいました。
でもケチカンについたらこの通りの快晴。なんと日中、気温が20度まで上がって半そでの人もいるくらい。びっくりです。
ケチカンではエコカヤックツアーに参加しました。この港のデッキを歩いて行き
ケチカンのビジター・インフォメーションセンターの前でツアー会社の係りの人にピックアップしてもらいました。
こちらがカヤックツアーの事務所。この会社はエコツアーを売り物にしていて、エコカヤックツアーとエコマウンテンバイクツアーをやっていました。海の苦手な方はマウンテンバイクでアラスカの山を走るのもいいかもしれませんね。
目の前に広がる内陸の海は穏やか~、カヤックにピッタリ。池のようなので初心者でも安心です。
本日のツアー参加者はなんと私だけ。貸し切りです。ガイドさんには儲からなくて申し訳ない。。。
まずはちょっと広い海に出ます。運がよければここでクジラも見えるそうなのですが、この日は残念ながら見れませんでした。でもすごく天気が良くて、カヤックを漕いでいる時は半そでで十分。
ちょっと山側に入ってきました。水が澄んでいいて美しい。
ガイドさんがいろんな海の生物を紹介してくれました(でも私はイマイチこの手の生物は苦手です。。)
あとはイーグルウオッチング(サケを取って食べている様子まで見れました)
あざらしウオッチング。エキサイティングな感じはありませんが、自然の好きな方にはリラックス出来ていいツアーだと思います。のーんびり、ゆーっくり、アラスカの自然を肌で感じるツアーです。
カヤックから帰ってきたら事務所のベランダに美味しいおつまみとアラスカのビールが用意されていました。スモークサーモンやディップが本当に美味しくて、「これがこのツアーのレビューが高かった理由かな?」と思ってしまいました。でもガイドさんも親切で知識が豊富。あとはクジラさえ見れれば最高だったと思います。
カヤックツアーの後はツアー会社のバンでケチカンのクリーク・ストリートまで送ってもらいました。ここがケチカンの一番の見どころみたいです。
クリーク沿いにウッドデッキのプロムナードがあって、こんなかわいい感じのお店が並んでいます。
雑貨系のお店が沢山あるので、お店を見ながら回るのは楽しいです。(スキャグウエイより遥かに楽しいし、街が明るい)
ケチカンの街とクリーク・ストリートを軽く散策して船に戻り、いつものサンセットジャグジー&カクテルタイム。
おじさんの一番のアクティビティ。やっぱりこれが最高~
「船から降りたくない~!」と思っちゃいます。
Ketchikan Kayak Tour
アラスカクルーズ最後の寄港地 ケチカンでエコカヤックツアーに参加してみました。最高のお天気に恵まれて半そででカヤックを漕ぎました。
youtube#video
ケチカンのカヤックツアーの様子はこちらをご覧ください。
ケチカンを出航して船はシアトルに戻ります。ケチカンの翌日は終日クルーズ。「どこにも寄らずにずっと船の中に1日いるなんて退屈じゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、船の中はいろんなアクティビティやショー、食事、お酒、プール、ジャグジー、ジム、スポーツ施設となんでも揃っているので、1日クルーズでも全く飽きません。むしろそっちの方がいいくらい。この大きなスクリーンで映画もよく見ました。
Last day of Alaska Cruise
アラスカクルーズの最終日は終日クルーズ。飲んで食ってジャグジー入ってのんびりと過ごしました。船から降りたくない~。クルーズにリピーターが多い...
youtube#video
最終日の様子はこちらのビデオをご覧ください。
以上、3回に渡ってご紹介しましたアラスカクルーズ。本当に良かった~。「船は揺れるのでちょっと。。。」と思っている方は是非ここから始めてください。全く揺れません。動いているのもわからないくらい。
クルーズについては他の方のブログやyoutubeのビデオが沢山あるので、船の中の様子よりアクティビティを中心にご紹介しましたが、実際にはアクティビティより船の中の生活の方が楽しかったです。これからはタイムシェアのバケーションに加えて、年に1回はクルーズかなあ。。。
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