タイムシェアのある人生

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NZ クイーンズタウンの楽しみ方 (Part2) フィヨルドツアー

2016-05-26 16:30:53 | ヒルトン クイーンズタウン リゾート&スパ

さて、今回はクイーンズタウンの楽しみ方 第2弾、フィヨルドツアーをご紹介します。

「フィヨルド」については皆さん名前は聞いたことがあるとは思いますが、でも「実際フィヨルドって何?」という人は多いのではないでしょうか?

そこで改めて「フィヨルド」について調べてみたところ、「フィヨルド」とは氷河の進退によって削られた岩山に氷河の溶け水や海水が入り込んで形成された地形。

フィヨルドの見どころは、断崖絶壁に囲まれた壮大な景色。氷河の侵食によってほぼ垂直に削られた険しい山々が外洋まで続いてて、世界中を探してもこういった場所は珍しく、貴重な景観なんだそうです。


でも「フィヨルド」と言えば北欧のノルウエーを思い出しますよね?ところが南半球ではニュージーランドやアルゼンチンにもあるんです。


ニュージーランド南島の南西端に「フィヨルドランド」 という地域があり、その大部分がフィヨルドランド国立公園となっています。フィヨルドランドには14のフィヨルドがあり、その中で「ミルフォード・サウンド」が最も有名で、映画『ホビット』のロケ地でもあり、またユネスコの世界自然遺産にも登録されている世界屈指のフィヨルドだそうです。

ニュージーランドのフィヨルドには「サウンド」という名前が付いています。この「サウンド」とは、英語で「入り江」を意味するそうですが、発見当時の人々の地理の知識や言葉の知識がなかったためにサウンド(入り江)と名付られてしまったそうです。


今回は初フィヨルドだったので、まずは有名なミルフォードサウンドに行ってみようと思ったのですが、両方行ってみたオーナー様から「ダウトフル・サウンドの方が遥にスケールが大きく、見応えがある」と勧められましたので、今回は隣にある「ダウトフル・サウンド」に行ってみました。

ダウトフルサウンドはクイーンズタウンからかなり離れていて、行くまでになんと半日がかりです。


しかもバスだけでは行けず、途中、船で湖を渡り、またバスに乗りとかなり長い行程を経て、ようやっとたどり着きます。とても自分で行けるところではないので、今回はリアルジャーニーという会社のツアーに参加しました。JTBやVELTRAから頼んでも結局はこの会社のツアーになるようです。


まずオークスショアに7時過ぎにタクシーが迎えに来ました。ここからバスの発着所まで約10分


ここでリアルジャーニー社の大きなバスに乗り換えます。


最初の中継地点であるマウナポリまでは1時間以上ありますのでここでトイレは済ませましょう


バスがやってきました。なかなかモダンなデザインのお洒落なバスです。ガラス張りで中も広くて快適でした。


バスに乗る際にこんなボーディングパスをくれます。これが今日一日の色々な乗り物の乗車券になります。


ワカティプ湖畔の道をひたすら進みます


のどかな景色を眺めながらのドライブです


そしてニュージーランドと言えば羊


人口450万の国で1400万頭の羊がいるそうです。


のどかな景色を眺めながら最初の目的地 マウナポリに到着しました。


ここでマウナポリ湖を渡る船に乗り換えます


朝のマウナポリは緑が美しく、空気が澄んでいて気持いいです


思わず深呼吸したくなります


ツアーの説明には「このビジターセンターの売店が最後の売店なので、ランチを頼んでいない人はここで買いましょう」と書いてあります


確かにパニー二なんかもありますし


なんと辛ラーメンまで売っています。でもここで買いそびれても結局は船の中でもいろいろ売ってました。


船は10時半にマウナポリを出発


寒いですが気持ちいいので屋上のデッキに出てみました。


ナイスビュー!


湖が輝いています


ところが景色を楽しんでいたのも束の間、船が湖の中央を進んでいくと段々波も激しくなり、雨も降ってきました


デッキから中に移動します。船の中はこんな感じ。最近の日本は中国からの観光客が相当多いそうですが、ニュージーランドも「爆買」ならぬ「爆旅」状態で、ツアーの半分以上は中国からの観光客でした。


船の中でもサンドイッチなんか売っていて


コーヒーと紅茶は無料で幾らでも飲めます


約1時間ほどでマウナポリ湖の西の端、ウエストアームにつきました。


マウナポリ湖を東から西に横断したことになります


ここで船を下りてバスに乗り換えます。


雲行きはだいぶ怪しくなってきて空は厚い雲に覆われています。


ここがバスの発着所で


ビジターセンターも兼ねており、幾つかの写真を使ってマウナポリの歴史が紹介されています。


到着すると目の前にバスが待っていました。


中型バスですが中は明るくて綺麗です


次の中継地点までは未舗装もある山道を走ります


途中、幾つかこんな滝を見る為にバスを降ります


日本でもハワイでも滝はよく観るのであまりインパクトはありませんでした


ダウトフルサウンドが見えてきました。でも雲に覆われて墨絵のようです。


本当はこんな景色のはずだったのですが。。。


暗い。。。。まあもともと雨の多い地方なので晴れてたらラッキーというレベルだそうです。


ここでこんな本格的な船に乗り換えて


いよいよダウトフルサウンド観光に出発します


少し光がさす時もあるものの


景色は地味でした


船は途中何度も滝を観に、断崖絶壁に近寄ります


でも景色は墨絵。。。なんですよねえ


コーヒー、紅茶が無料で幾らでも飲めて


Ferg Bakeryで買ったパイを食べれたのが唯一の楽しみでした。冷めても美味しかった~


船は窓が大きくて雄大な景色が眺められます


モニターで現在位置もチェックできますよ


だがしかし。。。。


やっぱりこうじゃないとねえ。。280ドルも払ったんだからあ。。。お天気ばかりはどうしようもありません。


こんな景色を楽しみ(?)ながら


海まで出ました。(くら~) ここに小さな島があって


シーライオンが沢山いました


アップで見てみましょう。ちょっと気持ち悪いかな~


海まで行って同じ道を帰ってきます。景色はずっとこんな感じ


途中、こんな静かな場所に船を停め、エンジンを切って静寂を楽しむ時間もあります。


あとはこのように同じような景色を眺めながらバスを降りた船着場まで戻り、同じ行程を半日かけて帰りました。

オークスショアに戻ったのが夜の8時過ぎ。ずーと乗り物に乗っていたようなフィヨルドツアー。
天気が悪かったせいも大きいですが、移動時間が物凄い長い割りには感動が薄く、「一度経験すればいいかな?」というのが正直なところです。「フィヨルドツアーですごく感動した」というオーナー様がいらっしゃったら是非写真付きで体験をシェアして下さい!

次回はワナカ湖の素晴らしい黄葉の散策とアロータウンをご紹介します。


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