今回はメキシコシティ歴史地区の街の様子をご紹介します。メキシコシティにはコフンリッチへのトランジットのために滞在しましたので、行きと帰りで合計2泊したものの、両日ともに半日程度しか時間がなく、観光という程のことはしていませんが、なかなか素晴らしいところだったので、街の様子だけでも紹介したいと思います。
赤い印がキュリオのある場所。ここは本当に歴史地区の観光には最高のロケーションでした。
まず最初にフロントで地図をもらいました
かなり盛り沢山な地図ですが、主な見どころが抑えられていて便利
「メキシコシティは危険」というイメージをインターネットで散々植え付けられてきたので、まず最初にフロントの人に、「危ないのでここだけは行くな」というところに印をしてもらいました。赤で囲ったあの通りは行っちゃいけないらしいです。
あと私は事前にYoutubeでメキシコシティを色々調べていきました。その中でチュロスで有名な「エル・モロ」というお店と、メルカド(市場)のジャンクフードを紹介したビデオがあり、どうしてもそこに行ってみたかったので、そこも印をつけてもらいました。フロントの人には「なんでそんなところに行くの?」という顔をされましたが(多分、ここでは美術館や歴史的建造物を見るのがお約束だったのでしょう)、「ピック・ポケット(すり)に気をつけて」とアドバイスをいただき、とりあえず歩きで出かけてみました。
キュリオはホテルから少し通りを歩くだけで
こんな観光スポットに簡単に行けてしまいます
何はともあれ、メキシコシティに来たら、まずはソカロ(Zocaro: 中央広場)に行きましょう。
ソカロはメキシコシティ歴史地区の中心にあって世界遺産でもあるそうです。世界最大級の広場を囲むように、メトロポリタン大聖堂と国立宮殿が立ち並びます。
そしてソカロを見た後は、あてもなく街をぶらぶら
この街がなかなかお洒落でいい雰囲気なんです
空港からUBERでホテルまで行く途中に見たメキシコシティの街は、かなり混沌としていて、お世辞にも綺麗な街ではなかったのですが、
歴史地区の中心街は
建物も道も美しく
かなり気にいりました。
メキシコにいると言うよりは、なんかヨーロッパの街を歩いているようです。
それもそのはず、メキシコはずっとスペインに統治されていましたので、独立後もヨーロッパ諸国、特にフランスの芸術や様式を取り込んで街が建設されたのだそうです。
べジャス・アルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)1901年にイタリアの建築家「アダモ・ボアリ」によって設計されたオペラハウスだそうです。
街の雰囲気に浸りながら、ひたすら歩きました
街歩きばかりで、観光スポットは通りがかりに写真は撮ったものの、情けないことに全然覚えていません。。。これなんだっけ?
でも私は歴史的な建造物や美術館巡りの観光よりも、街を見て歩いてその雰囲気を感じたり、その土地の食べ物を食べたり、市場を見てどんな食材があるのかを見たりする方が好きなので
こんな街の写真ばかりに
なってしまいました。
歩きながら通りや街並みに感動して何枚も写真を撮りましたが、改めてみると同じような写真が多いですね(汗)
キュリオ周辺の通りは本当に賑やかで、お店や屋台、露店が沢山ありますので、お店を見て周るだけでも楽しいです。(但しスリには注意!)
ケーキもメキシコらしいデコレーション
これは50ペソだから250円くらい?
ぶらぶら街を散策した後は、お目当てのエル・モロにチュロスを食べに行きました。1935年創業のチュロス専門店だそうで、すごい行列!
並びながら
チュロスを作っているところが見れます。こうやって作るんですね。
凄い行列かと思ったら、行列はテイクアウトの人たちで、お店の中にはすんなり入れました。1935年創業らしい、レトロな雰囲気
メニューはこちら
こちらが有名なエル・モロのチュロス。「味はどうか?」と聞かれたら、正直言って期待したほどではなかったです。次回紹介する予定のサンミゲル・デ・アジェンテのチュロス屋の方が100倍美味いので、無理して行かなくてもいいかもしれません。
あと、散策の途中で、メルカド(メルセー市場)に行きました。市場までの道はかなり混沌としていて、人もいっぱい、路上の屋台もいっぱい。いつスリにあってもおかしくない状況。ゴルゴ13のように「俺の後ろに立つな!」状態で、周りをずっと気にして、ものすごく緊張しながら行ったので、全く写真を撮る余裕がありませんでした。メルカドでのお目当てはこんなローカルフード。これはフレンチフライが入ったタコス。ライムにハラペーニョも付いていと美味し。
こちらではケサディーヤを頼んでみました
結構大きい
中はチーズとハラペーニョソースとお肉
これもなかなかイケました。
一通り散策を終え、キュリオに帰ってルーフトップバーで一杯やって部屋に戻ったのですが、屋上のバーから見たライトアップされた街の景色があまりに綺麗だったので、またまた待ち歩きに出かけました。
なかなか綺麗でしょう?
夜出歩くのは危ないかな?とも思いましたが、街中には長い機関銃を持ったポリスがそこらじゅうに沢山いますので、そんなに悪いことはできないかな?とも思ってしまいます。
夜のモデロ通り。ソカロに続く歩行者天国の通りで一番の繁華街です。ここは夜でもそんなに危ない感じはしませんでした。
お店や
建物をウオッチングしていると
ちょっと小腹がすいてきたので、ネットで調べた「あ・うん」という和食屋さんにラーメンを食べに行きました。コフンリッチでは和食が食べたいとは全く思わなかったのに、街に戻ると和食が恋しくなる。不思議ですね。ここの味噌ラーメン、全く期待していなかったのですが、濃厚で美味しかったです。メキシコ旅行の〆がラーメンとは予想もしていませんでしたが、キュリオから歩いて5分で行けますし、寿司カウンターもあるので、和食が恋しくなったら行ってみてください。
次回は今回のメキシコ旅行のもうひとつの目玉。「世界で一番行ってみたい街 サン・ミゲル・デ・アジェンテ」への1泊旅行をご紹介します。とても素敵な街なので、メキシコシティ行ったら是非寄ってみてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます