どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ぼくの あかいボール

2024年08月09日 | 絵本(外国)

   ぼくの あかい ボール/イブ・スバング・オルセン ひしきあきら子・訳/BL出版/2017年

 

 作者は、1972年国際アンデルセン賞画家賞を受賞したデンマークの絵本作家オルセン。

 いつも一緒に遊んでいた赤いボール。ある日、ボールは いやになったのか ころころ転がって逃げ出しました。
 
 ボールはバスのなかへ、公園に、パン屋、道路、交差点、八百屋、ニワトリ小屋、家、お城の中へ。行く先々で大騒動。そのたびに けられて また別の場所へ。

 八百屋の野菜を ぐちゃぐちゃにし、ミックスサラダをつくります。ニワトリ小屋では、にわとりがびっくりして はんじゅくたまごを うみおとします。
 
 公園の中では、掃除中のおじさんや8人の子どもに つぎつぎあたり、パン屋さんでは、こなも砂糖もぐっちゃぐっちゃ。つぎは なにがおこるか ?

 街や人の様子が丁寧に描かれています。コペンハーゲンの街並みでしょうか。


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