先週末に衆議院選挙が行われました。秋田県は全県で3区に分かれ、それぞれで候補者が2名ずつ、計6名が立候補。選挙の結果、3名の当選が決まりましたが。不思議なことに落選した3名のうち、比例代表で2名が復活当選となり、秋田県から衆議院が5名誕生しました。
これは小選挙区・比例代表区併用選挙制度が導入されている現在では、制度上普通のことなのですが、普通に考えれば、なにかおかしいように感じます。どうもその世界では選挙区で当選した方が重みが置かれ、比例区で復活当選した方は「ゾンビ議員」などとも揶揄されているようですが、結果だけを見れば、選挙の必要性に疑問符がついてしまうようにも思えます。
民主主義の手続きの一環と云われればそれまでですが、選挙に関わる費用は莫大で、多くの人の手を煩わし、その結果がこれでは、その分の費用と手間を他に掛けた方がよっぽど生産性が高くなりそうです。それでもこれも民主主義の必要コストと云うことなのでしょう。(賛否あるかと思いますが、あくまでも個人的な考えです。)
のち