新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

宿が取れない?

2021-11-25 23:29:23 | 季節

本日のローカルニュースで秋田市でホテルの予約が取れないということをやっていました。この番組では、その理由として、①美術館などの大型工事が増えていること、②コロナ明けで人の移動が増えていること、③イオン能代(東)の開業(11/27)などを挙げていました。

工事の増加は、秋田駅周辺の一部再開発などが重なっているようですし、この時期都会で見られる年度末の予算消化による工事増加が、雪国では雪の降る前に出ることも関係しているようです。秋田県では建設関係の人手不足が新型コロナ下でも続いており、他の地域で人手不足の緩和が見られても、ようやく人手が確保できて、工事が増えたなんてこともありそうです。

コロナ明けの人の移動が増えていることに関しては、以前も書きましたが、雪の降る前のこの時期は、都会からの出張のビジネスの方が増える時期。年末の挨拶を兼ねて、ルートセールスの方が多くなるようです。更に今回のコロナの影響が残り、臨時休館や廃業などで秋田市だけでも部屋数で700前後、減っていることも需給ひっ迫の要因の一つと指摘しています。

イオン能代(東)は11/27にオープン予定で、地元テレビなどでも盛んにCMが流れていますが、立ち上げスタッフが約1,000人集まっているとも。10数年前の大曲イオンの立ち上げ時には全国から3,000人が集まり、当YHもあるテナントが貸切なんてこともありました。能代は元々宿泊施設が少なく、火力発電所や海上風力発電所の工事が長期にわたり続き、宿泊施設がずっとひっ迫しているようです。このため、鷹ノ巣、大館辺りまで埋まり、南は秋田市まで宿をおさえているようです。

さすがに大曲の、さらにもっとも小さな規模の宿である当YHには、こうした需要の「おこぼれ」は殆どありませんが、それでも問い合わせがチラホラあります。あくまでも問い合わせで終わっていますが。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする