今回は下調べもほとんどなし、詳細地図もなしで来ましたので、街中の交差点近くの駐車場にあった観光マップを確認。看板近くにはかつて走っていた栗原電鉄の古い機関車と貨物、イベントで作られたと思われる駅(細倉マインパーク前駅)がありました。
駐車場にあったのは古い地図だったようで、現在稼働中の細倉金属鉱業㈱事業所の向かいに鉱山資料館があるとのことで、次に向かいましたが、廃墟でした。ついでに事業所の奥に見える煙突や崖沿いに残る古い施設をズームで撮影したり、事業所内の事務所と思われる建物も、少し時代を感じられるもののようでしたが、構内立入禁止で、外からこっそりパチリ。
観光坑道を出て、次に探したのが鉱山住宅団地。昔ながらの佇まいが残っているとのことで、かなり細い路地まで入って地域を探しましたが、目にするのは新しくなった住宅地ばかり。来る前のイメージは、古き良き昭和の鉱山住宅が残っていて見ても雰囲気を感じられると云ったものでしたが、これだけ探すのに苦労するとは思いませんでした。結局見つけることが出来ず。また古い鉱山の坑道跡なども見られず、戻って調べたら沈殿池も山を越えたところにありアクセス路もなし。
栗原電鉄に関しては、駅の跡地には新しい石柱が残されており、線路も至る所に残っていますので、そっち系統の方には楽しめそうでした。
自分一人で見に行く分にはイメージと違ったということで済むのですが、お客様にお話をするには、昨日の桧山地区と同様、まず自分の目で確かめる必要があるということを痛感しました。