新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

つがる市・高山稲荷神社

2023-07-07 23:29:12 | 観光地

昨日の青森日帰りでの目的地は津軽半島の西岸近くにある高山稲荷神社。集落や家がなくなり、祀られていた稲荷神社をよく言えば合祀、悪く言えば稲荷の墓場だったようで、多くの稲荷神社のパーツが集められいることで、ここ数年は京都伏見稲荷の鳥居と同様の千本鳥居がインスタ映えすると人気になっている場所との話でした。

ショボい稲荷神社なのかと思っていましたが、行ってみると、また立派な建物がありました。神社は丘の上にあり、約100段の石段を上がり、千本鳥居を見るためには、反対側に約100段降りる必要があります。

神社の拝殿の周辺には、合祀した小さな祠が並んでいました。お目当ての千本鳥居は、なかなか壮観なもので、人気になるのも理解できました。ただすべての鳥居が新しく、令和3年に奉納となっており、あたかも注目を集めるために造ったかの如くで、聞いていた話とは少し違いました。奥には稲荷神社の狛犬ならぬ狐の行列。

平日でしたが、観光客もパラパラあり、観光バスも到着して、人気観光地状態。入場無料なのはありがたいですが、新しく食堂兼売店が出来ていたり、お金の臭いが気になりました。それでも敷地内に入るのも、参拝するのも無料と云うのはありがたいことでした。

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<高山稲荷神社>

創建の年代は詳らかではないが、鎌倉時代から室町期にかけてこの辺りを統治していた豪族・安倍安東(藤)氏の創建と伝えられている。(中略)

稲荷神社創建の社伝には、江戸時代の元禄14年(1701)、播磨国赤穂藩主浅野内匠頭長矩の江戸城中での刃傷事件による藩取り潰しの際、赤穂城内に祀っていた稲荷大神の御霊代を藩士の寺坂三五郎が奉戴し、流浪の果てに津軽の弘前城下に寓し、その後鯵ヶ沢に移り住み「赤穂屋」と号し醸造業を営み栄えた。その子孫が渡島に移住するにあたり、この高山の霊地に祀れとのお告げにより遷し祀った、と伝えられる。稲荷創建の社伝は他にも諸説あるが、いずれも江戸時代に入ってからのことである。(神社案内板)

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