先日来、男鹿市史を読んでいましたが、思ったよりも安東氏の記述が少なかったため、戦国時代まで達しました。他の自治体史でも、関ケ原の戦い以降の近世にはまだ手を付けないことにしていますので、ここで男鹿市史はお休みとなり、次は先月調達してきた六郷町史に移ります。
男鹿だと、なかなか細かい地名までは把握できておらず、遠い場所の話のような感じでしたが、六郷町史では、近場の地名や話が多く出てくるようで、やはり親近感がわきます。六郷町史では、総論的な部分は期待していませんが、やはりメインに知りたいのが六郷氏(二階堂氏)のこと。
六郷の街の話をする際や、2月に行われる「かまくら行事」なども六郷氏に関連していると言いますし、いろいろとお客様に話していることの裏付けが取れるかと思います。また近場でも知らないこともまだまだありそうです。
ただ、やはりここでも史料が少ないということは大きな問題になりそうです。自治体史の編集者は、史実に基づいてでないと書けないというのが原則ですが、その点こちらは想像も交えて勝手なことを云うことも可能です。とはいえ極論を展開するのではなく、一般的に見ればそうとも云えそうだ、というところが落としどころ。
近く六郷の話ですので、町史に出て来て気になる場所があれば、雪の状況を見ながら買い出しのついでにでも訪ねてみようかと思います。
のち時々
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます