新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

夜間通行止開始、弘前・平賀観光温泉

2018-10-21 23:38:13 | 温泉(青森)



今朝もしっかり冷え込んで、昼間との気温差の大きさで、がっつり外はモヤで真っ白になりました。この時期になると、早くも山岳観光道路で冬季通行止の準備が始まります。八幡平アスピーテラインの県境~蒸けの湯間が10/15から、鳥海ブルーラインも10/19から、夜間通行止の措置が始まりました。11/5夜からは冬季全面通行止となる予定です。それ以外の時間でも天候により通行規制が行われる可能性もありますので、これから来られる方は、くれぐれもお気を付けください。


さて、弘前弾丸温泉ツアーの2日目に、館田温泉の次に目指したのは平川の南東の山側に入った唐竹温泉でした。でも道を間違えてしまい、ついたのは新屋温泉。お湯は抜群ですので、ここまで来たら入浴マストなのでしょうが、体力的な問題で泣く泣くパス。戻る形で走っていたら、平賀観光温泉が出てきました。入浴する予定ではなかったのですが、駐車場に車がなく、これは貸切状態?と思い、つい入浴。山元温泉・平賀観光温泉。



入浴料300円。ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で源泉54℃、pH8.2のアルカリ泉を、たぶん加水、加温、循環、消毒なしの掛流しで使用。無色、無臭でこちらも典型的な青森型の温泉銭湯。すぐ近くの新屋温泉などとは全然違う、癖がなさすぎるお湯で、銭湯代わりにはそれが適しているかもしれません。pH8.2のアルカリ泉の証拠は、かけ流し湯の流れる洗い場がヌルヌルでとても滑りやすくなっていました。ところでここがなぜ観光温泉と名乗っているのかは不明でした。

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弘前・せせらぎ温泉、平川・ホットランド館田

2018-10-20 23:20:46 | 温泉(青森)



弘前弾丸温泉ツアーの2日目は、大開温泉で幕を開け、次に目指したのは弘南鉄道の千年駅から少しのリンゴ畑の中にあるせせらぎ温泉。ここは昨日のやすらぎ温泉と同じ経営で造りもほとんど一緒。過去に温泉施設があったようですが、買収後に取り壊して新しいものを立てたようで、全般的にきれいでした。



入浴料380円、朝8時までの早朝割引で300。ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で源泉54℃、pH6.9のお湯を加水、加温なし、循環、消毒ありの掛流しで使用。茶褐色濁、無臭、塩味のお湯で浴室の造りもやすらぎ温泉とほぼ一緒でした。



露天からの眺めは決して良くありませんが、お湯は露天の方が良いように感じました。ここも別室に家族風呂と岩盤浴が別料金で利用でき、施設的にはパーフェクトと云える状態でした。



朝早く宿を出すぎたため、入浴できそうな温泉が弘前市内に少なく、2湯こなしたところで、平川市に移動。最初に前回、ここも入りそびれた館田温泉、ホットランド館田。入浴料350円、朝8時まで300円はギリ間に合わず。ナトリウム-塩化物泉で源泉57℃、pH7.9のアルカリ泉で、加水あり、加温、循環、消毒なしの掛流しで使用。浴室には内湯と気持ちばかりの歩行湯、露天があり、薄黄色、微塩味、微温泉臭のお湯でした。



内湯と露天ではお湯の状態が違うことも多いため、露天に入浴すると、ここではこの日だけかもしれませんが、ガッツリの消毒臭で早々に退散。内湯は気持ちの良いほどの掛流しでしたが、流れる先にいる方の背中に目立つ芸術品にハラハラ。内湯の湯口は給湯器のような円筒形で、そこから3本のパイプには湯の華ネットがぶら下がっていました。設備の老朽化は目立ち、蛇口からの水の勢いもかなり厳しいものがありましたが、お湯はまずまず。



のち


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弘前、おおびらき温泉

2018-10-19 23:12:39 | 温泉(青森)



朝も朝の最低気温は5℃を下回り、そろそろ秋も本番、家の近くの木々の葉も少し色づき始めてきました。八幡平山頂辺りではすでに紅葉が終わり、落葉となってきているようですし、乳頭温泉や田沢湖周辺でも紅葉の見ごろとなってきて医療です。

さて、弘前弾丸温泉ツアーの2日目。朝4時前に地震で目が覚め、その後は窓からの朝日がまぶしくてゆっくりと寝てられずになり、早々に宿を出発。出発時にロビーで流れていたテレビで北海道で大きな地震だったため、弘前も震度3で数分の揺れが続きました。

この日の最初の温泉は、昨晩入浴を断念した大開温泉。まだ7時前でしたので、弘前の街中も渋滞が始まっていませんでした。それでも温泉施設に着くと、そこそこの車と自転車で、青森も温泉好きな人が多いようでした。おおびらき温泉。



入浴料380円で、朝9時までは早朝割引300円。ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で源泉67℃、消毒あり、加水、加温、循環なしの掛流しで使用。薄茶色、無臭、出汁系薄塩味のお湯で、内湯、泡ぶろ、サウナなどがありました。こちらも蛇口等は青森型のもので地元の方が多く利用する温泉銭湯といったところです。家族風呂がなんと16室もあり、他の施設もなぜか無駄に広いといった感を受けました。

のち

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扇風機収納、江釣子湧水群

2018-10-18 23:58:36 | 観光地


今朝の最低気温は5℃を下回ってきて、最高気温も17℃に達しないという状況になってきました。月初から時折、朝にはストーブが稼働しており、そろそろ日中も扇風機の出番がなくなってきましたので、今日は扇風機の掃除と収納。



さて、先日の北上観光地ツアーでは、江釣子古墳群の見学に続き、江釣子湧水群の散策となりました。江釣子地区は南に和賀川が流れ、その河岸段丘の上に街が出来ています。その段丘の崖下には多くの湧水があり、古墳公園から西に6キロほどは東北自然遊歩道として20近くの湧水を巡って歩くことができます。当YHの近くには六郷湧水群があり、水巡り(マニア)のお客様も来られるので、ここもしっかり見ておく必要がありました。



それぞれ名前がついており、特徴もけっこう出ていて、そこそこの距離があり、時間もかかりましたが、面白く巡ることが出来ました。それにここの水場も、六郷と同様に地元の方の生活に密着していたもので、一部ではクレソンが生えていたり、湧き水を使ってセリを栽培して特産にしてたりと、非常に興味が持てるものでした。



ちなみに、江釣子では清水「すず」と呼ばれており、秋田の六郷でも湧水を「しず」と呼んでいます。確か六郷の寺町を二階堂(六郷)氏が作る際に北上の寺院をこちらに呼び寄せたと聞いていますし、横手市の増田町周辺では一時、小笠原氏が治める時期があったかと思いますが、湧水群の中ほどにあった全明寺の住職は小笠原姓で、偶然ではなさそうです。横手と北上はかつては秀衡の道・平和街道(平鹿と和賀を結ぶ)と呼ばれる古い街道で結ばれており、探せば更なる共通点も見つかりそうです。





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江釣子古墳群

2018-10-17 23:58:20 | 観光地


昨日、北上をウロウロして久しぶりに観光地巡りで面白かったし、見てきたものを形にしておかないと忘れそうですので、早々に北上のガイドアルバムの作成再開。

昨日は修験道場を見た後、江釣子地区に進み、気になっていた古墳群を見学。出身の埼玉県も古墳は多く、子供の頃には近くの古墳に行くと、縄文式土器がゴロゴロ落ちていました。そんなイメージで行ったのですが、江釣子の古墳群はだいぶ違いました。



えづりこ古墳公園という場所にカムイ・ヘチリコホというのがあり、アイヌ語で「神の遊び場」という意味だそうですが、行ってみると平成の初めに作ったモニュメント。え?ちなみに地名の「江釣子」の由来が、この「ヘチリコホ」が訛ったものという説があるそうです。

すぐ近くに八幡古墳群というのがあり、八幡神社奥に進みましたが、そこでも考えていた古墳はなく、あれ? すぐ近くに猫谷地支(古墳)群と五条丸支群があるので、そちらに行くとようやく理解が出来ました。



ここの古墳はアイヌ系民族のもので、関東のものとは大きく異なり、直径数m、高さ1mあるかどうかというもので、多くが石を積み上げたもので、円墳や前方後円墳とは全く異なります。知らなければ、工事や畑の開墾で出てきた石を積み上げた?という形状。それでも大きなものには石棺があったり、副葬品も発掘されているとのことで、場所も違えば、常識も変わるということが、来てみてわかりました。





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岩沢駅・水沢鉱山資料室、多聞院伊澤家住宅

2018-10-16 23:54:28 | 鉱山


今日は、昨年冬に着手した岩手県北上市のガイドアルバムを完成させるために、雪が降る前に峠越えをして実地検分に出掛けました。国道107号線で錦秋湖を越え、最初に目についたのが、水澤鉱山跡という看板。この辺、和賀地区はまだバーチャル旅行も行っていなかったので、事前知識なし。当たって砕けろとばかり看板通りに進みましたが、道が通行止めになっていて、あっさり砕けました。



でも、ウロウロした際に岩沢駅の一部に水沢鉱山の資料室があるとわかりました。無人でしたが、入場無料だったので入ってみると、かなりマニアックで関係していた個人の方が収集したものが中心のようですが、それでも知識なしの人間にはかなり手助けになりました。水沢鉱山の跡地には、通行止めの所から約3キロほど徒歩で進む必要があるようで、熊に絶賛注意とのこと。



岩沢駅から田舎道を進んだところに、国の重要文化財に指定されている多聞院伊澤家住宅というのがあるとのこと。向かうと、あぜ道の奥、北上線の線路を勝手にわたった所にありました。見学可能日(金~日)ではなかったので中には入れませんでしたが、外見は普通の古い農家。

持って行った北上市のふるさとマップによると、残存する数少ない里の修験道場とのこと。地域の古い歴史を調べていると、鳥海山や神室山、赤倉温泉などで度々出てくる修験道ですが、こんなところにもその残滓があったとは、という感じでした。いずれこれもじっくり調べてみると面白そうですが、明治維新で修験道は禁止となり、江戸時代でもいわゆる異端信仰だったようで、最盛期は平安後期と戦国時代だったようで、残されている資料はかなり少ないかと。




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ぼちぼち冬支度?

2018-10-15 23:59:23 | 季節
先週の3連休と昨日までの週末で、ここ秋田の秋のシーズンも例年ですと終了となり、早くも閑散期を迎えることになります。そうなると、次に待っているのは冬支度。植木や建物の雪囲い、畑の手じまい、車のタイヤ交換、消雪パイプの敷設など、外仕事が待っています。

早く雪囲いをしてしまうと、強風で飛んでしまったりするけど、遅いと作業自体が寒くって大変な思いをします。また植木の雪囲いはそれ自体よりも、伸びた枝打ちや下草(雑草)の処理など、事前準備の方が手間がかかります。それでもこれらの作業をやらないとそれはそれは、もっと大変なことになりますし、来春に苦労は数倍になってきますので、タイミングを見てエンジンをかけるつもりです。

それと同時に進める必要があるのが、冬に行う資料作成のための資料調達。冬に観光地などの写真を撮ろうとしても、雪が邪魔になりますし、建物は雪囲いで見た目がよろしくありません。今のうちに必要な場所に行き、写真やデータなどを集めておく必要があります。

この冬はどういった資料を形にしようかということを、最初に考える必要があり、暇な時にはそんなことばかり考えています。幸い、今年は昨年冬の積み残し案件が多く残っているので、それらをお客様にお見せできる形にすることで手一杯になりそうです。



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SL最終日、中仙ジャンボうさぎフェス

2018-10-14 23:47:31 | 観光地


SL秋田こまち号も本日の本番走行で今回終了となりました。朝の上り走行を今回はお客様と一緒に飯詰駅にて撮影。駅周辺には撮り鉄の方ほか、近隣の人も多く出ていて、駅反対の田んぼからはドローンが2基上がり、保安員に厳重注意を受けていました。今回は飯詰駅は通過駅となりましたので、駅でも走行中の車両の撮影とワンチャンス。ここ数日の中で一番近くから撮影できた感じになりました。



SL本番後は、お客様の電車の時間まで、角館に向かう途中にある中仙で本日開催のジャンボうさぎフェスティバルにツアーとなりました。大仙市中仙地区は、明治時代から食用ウサギの飼育が続く国内でも数少ない地域。



今年は10キロに届くかどうかの大きなウサギの品評会が行われたり、ペットとしてのうさぎ購入やうさぎと触れ合うコーナーの他、恒例のウサギ鍋の振る舞いも出ました。ただ、お客様の時間の都合で、鍋にはありつけませんでしたが、屋台で今年はウサギ肉の串焼きが出ていたので、そちらを頂きました。ツアーは大曲駅で解散となりました。

のち時々
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SL秋田こまち号2018、本番走行1日目、夜は花火

2018-10-13 23:37:25 | 鉄道


本日は昼間はSL秋田こまち号の走行本番。お客様の出発が朝早かったので、行くつもりはなかったのですが、ついつい出動。快晴の中で、多くの撮り鉄の方が沿線に集結していました。稲刈りが終わっていない田んぼの脇には、数本の三脚が集まっていたほか、あぜ道にも路上駐車が目立ちました。



夕方には大曲の花火・秋の章が行われ、8,000発の花火が打ち上げられ、当YHにもその轟音が聞こえてきました。夏の花火とは違い、まだこの花火大会は始まって5年経つかどうかで、見物客も地元の方はほとんどなく、都会からのツアーバスがほとんど。会場も比較的余裕があったとのことです。

次の大きな花火は3月の新作花火コレクション。その前にも11/3の残月花火大会や12月後半の角間川クリスマス花火、2月の太田の火祭り花火など、大曲では度々の花火大会があり、こうした大会はほとんどが地元の方のみの見学となりますので、打ち上げ数は少ないですが、空いていてゆっくり見られる花火と云えます。ただ時期が時期だけに、防寒対策は本気で必要になります。

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弘前・花咲温泉、平川・つがる温泉

2018-10-12 23:25:41 | 温泉(青森)



今日はSLの試運転もお休みとなり、おとなしく明日からの3連休の準備となりました。ということで、先月の弘前弾丸温泉ツアーのお話し。1日目、夜の部では、街中の桔梗野温泉に入浴後、その近くが混雑であきらめて、郊外のあたご温泉で入浴。次の3湯目は、国道7号線まで戻り、弘前の北の国道沿いで夜24時まで営業している花咲温泉。



入浴料350円。ナトリウム-塩化物泉で源泉48.8℃、pH7.6、のお湯を加水、加温、循環、消毒たぶんすべてなしの掛流しで使用。浴室には内風呂とサウナがあり、薄茶濁、微塩味、無臭のお湯で、ヌルヌル感はありました。形は違えどほぼ青森型温泉銭湯。来る時から遅くまで空いている貴重な施設なので、混んでいるだろうと予想していましたが、予想通りかなりの入浴客で賑わっていました。ここは仕出し弁当屋の経営とのことで、館内には食堂のメニューなどがかなりの量張り出されていました。



このあと、宿にしたつがる温泉に戻りました。こちらも夜10時までとのことで、戻って入浴が辛うじて可能な時間。夜の部4湯目、本日合計8湯目となりました。入浴料380円。アルカリ性単純温泉で源泉45.9℃、pH8.9のアルカリ泉を加温なし、加水、循環、消毒ありの掛流しで使用。薄黄色、無味、消毒臭のお湯でお湯自体は決していいものではありませんが、浴室内には内湯2、サウナのほか、温水プールや露天は幅数mの滝の湯舟と都会の健康ランドにも引けを取らない充実ぶり。



別にある家族風呂は源泉かけ流しとの話もあり、お湯の良さを求めるなら別料金で家族風呂を利用するといいようです。朝は5時から営業しており、7時前に浴室を覗いたら、そこそこの入浴客が来ていました。



宿泊に関しては、2階の宴会場を障子で仕切って使用しており、たまたまこの日入っていたグループの宴会の音が夜中まで響き渡っていました。値段や設備でなく場所でここを今回選びましたので、あきらめて就寝となりました。

のち時々

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