日々

穏やかな日々を

北海道新聞社を提訴 「セクハラ原因で自殺」

2016年08月22日 22時23分02秒 | 
北海道新聞社を提訴 「セクハラ原因で自殺」
2016年8月22日 (月)配信共同通信社

 北海道函館市で昨年2月、北海道新聞社函館支社の嘱託看護師だった女性が、男性社員2人からのセクハラが原因で自殺に追い込まれたとして、遺族が同社と社員2人に約8590万円の損害賠償を求める訴訟を22日、函館地裁に起こした。

 訴状によると、社員らは2014年12月、忘年会で訪れた函館市内のカラオケ店などで女性=当時(40)=の体を触ったり、「愛人になれ」と言いながら体を押し付けたりしたとしている。

 女性は同社に相談したが適切な対応が取られず、心身の疲労で休むようになり、昨年2月21日に自宅に火を付け、一酸化炭素(CO)中毒で死亡したという。

 遺族は昨年5月、暴行容疑などで社員2人を告訴したが、函館地検は今年3月、不起訴処分とした。遺族は処分を不服として同時に、函館検察審査会に審査を申し立てた。

 北海道新聞社経営企画局は「提訴されたことは遺憾です。ご遺族の主張に対する当社の考えは、裁判の中で明らかにしてまいります」としている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乳幼児の医療費助成対象 徳島市が中学修了まで拡大へ

2016年08月22日 22時18分19秒 | 地域
乳幼児の医療費助成対象 徳島市が中学修了まで拡大へ
2016年8月22日 (月)配信徳島新聞

 徳島市は2017年4月から、乳幼児医療費の助成対象を中学校修了までに拡大する方針を固めた。小学校修了までとしている条例の改正案を市議会9月定例会に提出するほか、16年度一般会計補正予算案にシステム改修費などの関連予算1340万円を盛り込む。

 中学生は1医療機関(1レセプト)当たりの入院・通院の自己負担が1カ月600円で受診できるようにする。助成対象は16年度より約6800人増え、約3万4400人になる見込み。年間の事業費(概算)は1億3500万円増加し、9億5500万円になる。

 現在は▽2歳までの医療費は全額無料▽3~5歳は入院が全額無料で、通院が1レセプト当たり1カ月600円を自己負担▽6歳から小学校修了までは入院・通院いずれも1レセプト当たり1カ月600円を自己負担―となっている。

 県内8市では、阿南が助成対象を18歳までにしているほか、吉野川や阿波など4市が中学校修了までとしている。

 徳島市が9月定例会に提出する16年度一般会計補正予算案は、遠藤彰良市長にとって「骨格予算」に肉付けする初めての予算編成となる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【島根】医療現場を肌で体験 中学生38人アカデミー参加、出雲

2016年08月22日 22時16分19秒 | 地域
【島根】医療現場を肌で体験 中学生38人アカデミー参加、出雲
2016年8月22日 (月)配信山陰中央新報

 医療の道を志す中学生向けの体験講座「メディカル・アカデミー」がこのほど、2泊3日の日程で島根県出雲市内で開かれた。県内各地から38人の中学生が参加し、病院など医療の現場を体験した。

 医療従事者が中学時代に進路を決める傾向があるとして、医師・看護師不足に悩む県の健康福祉部と教育委員会が合同で夏休みに行っており、今年で5回目。

 島根大医学部付属病院(出雲市塩冶町)、県立中央病院(同市姫原4丁目)などで体験学習したほか、同大医学部の学生と意見交換した。

 県立中央病院では救急医療の現場で活躍するドクターヘリの運用について学んだ。リハビリテーション体験では、電気を流して筋肉の機能を回復させる治療器を試したり、歩行訓練用の器具を装着したりした。

 益田中2年の野稲ほのみさん(13)は「海外で医療活動をしてみたい。これからしっかり勉強し、医療関係の資格に挑戦したい」と話した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がん攻撃の免疫、赤外線で活性化 米研究所、マウスで成功

2016年08月22日 22時11分24秒 | 医療情報
がん攻撃の免疫、赤外線で活性化 米研究所、マウスで成功
2016年8月18日 (木)配信朝日新聞

 体に無害な近赤外線を当ててがんを攻撃する免疫を活性化させ、がんを縮小させることに米国立保健研究所(NIH)の小林久隆・主任研究員らがマウス実験で成功した。転移したがんにも効果が期待できるといい、数年後の臨床試験(治験)を目指す。米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(電子版)に18日、発表する。

 がん細胞は、免疫を抑える働きのある「制御性T細胞」を利用して、がん細胞を攻撃する免疫細胞から巧みに逃れている。

 研究チームは、光を受けると発熱する特殊な化学物質を、制御性T細胞にくっつく性質を持った抗体と結合させた薬をつくり、肺がんや大腸がんを皮膚に移植したマウスに注射した。

 その後、患部に近赤外線を当て、化学物質による発熱でがんの周囲にある制御性T細胞を死滅させた。その結果、がん細胞は免疫細胞の攻撃から逃れられなくなり、がんを一時的に大幅縮小させることができた。

 さらに光を当てていない部位のがんが縮小することも確認した。がんを攻撃する免疫細胞が体内で移動しているためとみられるといい、転移したがんにも効果が期待できることを示している。小林さんは「3年以内に新たな治験を始めたい」と話している。(ワシントン=小林哲)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iPSで高品質心筋作製 大阪大、心臓病治療に

2016年08月22日 11時56分00秒 | 医療情報
iPSで高品質心筋作製 大阪大、心臓病治療に
2016年8月18日 (木)配信共同通信社

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って、心筋になる細胞(心筋前駆細胞)を高い純度で作り出す手法を大阪大などのチームが開発し、17日発表した。成果は7月、米科学誌に掲載された。

 iPS細胞から作った心筋細胞は、心臓病患者への移植治療に利用が期待されるが、他の種類の細胞が混じらない高い品質の心筋前駆細胞の作製は難しかったという。

 チームは、心臓を形作る複数の種類の細胞の中から、心筋前駆細胞だけを選別する目印となるタンパク質を発見しており、「心臓の再生医療に役立つ」としている。

 チームは、マウスの心臓が形作られる過程で、どのようなタンパク質が関与するのかを解析。

 すると、心筋になる直前の細胞に「GFRA2」というタンパク質が作られ、心筋になると消失することが分かった。人のiPS細胞を心筋細胞に変化させる実験でも同様の結果が出たため、GFRA2は、心筋前駆細胞に特徴的なタンパク質と判断。GFRA2を目印にすると、高い純度で心筋前駆細胞を作れ、そのまま培養すると心筋細胞になったという。

 マウスで、GFRA2などが作られないようにすると、心臓に正常な心筋ができなかった。

 チームの八代健太(やしろ・けんた)特任准教授(幹細胞生物学)は「再生医療でも創薬でも、目的の細胞を高い純度で得られるメリットは大きい。GFRA2は心筋の発生に重要な役割を果たしており、心臓の形成メカニズムの解析にも役立つ」と話した。

 注)米科学誌はセル・リポーツ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン