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高齢者向けワクチン接種、4月12日から 首相が表明

2021年03月03日 23時53分23秒 | ウイルス

高齢者向けワクチン接種、4月12日から 首相が表明

 2021年2月25日 (木)配信朝日新聞
 

 菅義偉首相は24日夜、新型コロナウイルスの高齢者向けのワクチン接種について、4月12日から始める方針を明らかにした。首相官邸で記者団の取材に語った。

 首相は「4月5日の週に、高齢者向けのワクチンを自治体に発送する。12日から接種する予定だ」と述べた。高齢者向けについて、ワクチンの調整を担う河野太郎行政改革相はこれまで「4月1日以降」と説明し、日付については言及していなかった。

 一方、新型コロナ対応の特別措置法に基づき3月7日を期限に10都府県に出している緊急事態宣言について、首相は「感染者が大きく減少している。(宣言解除を)繰り上げて、という知事からの要望があったことも事実だ」としたうえで、26日に感染症や経済の専門家らでつくる諮問委員会を開く方針を表明。「先生方からさまざまな意見をうかがうなかで、判断していきたい」と述べた。

 政府は大阪・兵庫・京都の関西3府県、愛知・岐阜の東海2県と福岡県の計6府県は先行して解除できるか検討している。東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏4都県は期限いっぱいまで続ける方針だ。首相は記者団の取材に応じるのに先立ち、加藤勝信官房長官や田村憲久厚労相、西村康稔経済再生相らと対応を協議した。

 

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新型コロナワクチンの変異株対応治験を開始、改良や混合・追加接種

2021年03月03日 00時50分14秒 | ウイルス

新型コロナワクチンの変異株対応治験を開始、改良や混合・追加接種

ファイザーやモデルナ、変異株に対する中和活性と安全性が小規模治験で確認できれば申請可能に

化学工業日報2021年3月2日 (火)配信 感染症その他
 

 新型コロナウイルスの変異株に対するワクチン開発が始まった。南アフリカを中心に広がっている変異株は、既存のワクチンが効かない可能性が指摘され、各社が追加接種や改良ワクチンの開発に着手。米ファイザーと独ビオンテックは、まずは既存ワクチンを追加接種する臨床試験を行う。米モデルナは、改良ワクチンなど3種類を検討し、今年下期にも実用化する。

 ファイザーとビオンテックは、まずは既存ワクチンを追加接種する方法で変異株に対応する。昨年の第1相臨床試験(P1)に参加した米国の被験者144例を登録し、同じワクチンの3回目接種を行う。南ア型変異に特化して再設計した改良ワクチンも開発しており、欧米などの薬事当局と治験実施に向けた協議を始めた。ウイルス株のみ毎年更新する季節性インフルエンザワクチンと同様の開発要件を求めている。

 モデルナも、追加接種するワクチンを開発する。(1)南ア型に特化した改良ワクチン(2)既存ワクチンの追加接種(3)南ア型と既存型を組み合わせた混合ワクチン-の3種類を検討する。各ワクチンの治験薬がこのほど完成し、治験を行う米国立衛生研究所(NIH)に出荷した。モデルナ自身も治験を実施する。免疫原性と安全性が確認できれば、追加接種ワクチンとして緊急使用許可を申請し、今年下期以降の供給開始を目指す。

 ファイザー・ビオンテック製、モデルナ製ともメッセンジャーRNA(mRNA)技術を活用したワクチンであるため、変異株の遺伝子情報が分かれば数週間以内に改良ワクチンを設計できる。ウイルス抗原のデータのみが変更されるのであれば、欧米当局は予防効果を検証する大規模な臨床試験は求めない方針。変異株に対する中和活性と安全性が小規模治験で確認できれば申請に持ち込める見込みだ。

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ワクチン接種「費用は国が全部責任を持つ」 菅首相説明

2021年03月03日 00時14分35秒 | ウイルス

ワクチン接種「費用は国が全部責任を持つ」 菅首相説明

 2021年3月2日 (火)配信朝日新聞
 

 衆院予算委員会で2日午前、締めくくり質疑が始まった。公明党の浜村進氏は、新型コロナウイルスワクチンを医療従事者や高齢者が先行接種した後、一般への接種を進めるうえで現状の予算が足りなくなった場合の対応を尋ねた。

 菅義偉首相は「すべての国民のみなさんに安心してワクチンを接種していただけるよう、自治体と連携しながら全力で接種態勢をいま整えている」と現状を説明。そのうえで、「自治体の財政力の違いなどで準備に支障がきたすことがないように、必要な経費は国が全額負担する方針のもと適切に対応する。いわば、かかった費用は全部国が責任をもつということだ」と答弁した。

 

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治療に没頭し感染、今も胸に痛み 札幌50代医師、恐ろしさ痛感

2021年03月03日 00時01分30秒 | ウイルス

治療に没頭し感染、今も胸に痛み 札幌50代医師、恐ろしさ痛感

2021年3月2日 (火)配信北海道新聞
 

 札幌市内の総合病院で働く50代の男性医師は昨年11月、新型コロナウイルス患者の治療に追われる中で自身も感染し、約1カ月の入院を余儀なくされた。今年1月に復帰したが、今も胸の痛みが残り、後遺症の怖さを実感している。道の緊急事態宣言から28日で1年。道内の感染者数は減少傾向にあるが、男性医師は「コロナは容体が急変することも多く、後遺症や治療法もはっきりしていない。油断せず、感染対策を徹底してほしい」と訴えている。

 「先生、せきが出ていませんか」。昨年11月17日夕、呼吸器内科が専門の男性医師は勤務先の病院で同僚にこう指摘された。その時はあまり気にしなかったが、夜になるとのどが痛みだし、深夜には熱が37・2度まで上がった。「コロナかもしれない」。翌18日朝に病院で受けたPCR検査で陽性と判明し、そのまま入院した。熱はあっという間に38度を超えた。

 新型コロナの治療薬候補「アビガン」を服用したが、熱は下がらず、頭がもうろうとし、強い倦怠(けんたい)感に襲われた。一時はコロナの症状の目安になる血中酸素飽和度が「中等症」と診断される水準まで下がった。「症状が出てから24時間で、一気に症状が悪化した」。家族が知人から誹謗(ひぼう)中傷を受けるなど周囲の差別的な対応にも苦しめられた。

 男性医師がコロナに感染した11月上旬、札幌市内では感染者が急増。男性医師が勤務する病院でも入院患者が増え、「2週間近く深夜まで働き、ふらふらの状態だった」。院内ではマスクやフェースガードは着用していたが、陽性患者とベッド脇で30分近く話すことが何度もあった。「目の前の対応に追われ、会話は15分以内に抑えるなどの対策を徹底する余裕すら失っていた」と振り返った。

 退院後の「後遺症」にも不安を抱えている。今年1月に職場へ復帰した直後は、たった5分歩くだけでも息が切れ、胸が苦しくなった。発熱はなく、自宅で筋力を回復させるためのリハビリを続けたことで呼吸は次第に楽になってきたが、胸が不定期にちくちくと痛む症状は今も消えない。

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