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爪はがされ強制労働、ロシア軍拷問施設に長期間拘束されたスリランカ人7人を保護

2022年09月19日 21時40分09秒 | 戦い

爪はがされ強制労働、ロシア軍拷問施設に長期間拘束されたスリランカ人7人を保護

 【キーウ=上杉洋司】ウクライナ東部ハルキウ州の警察幹部は18日、SNSで、ロシア軍が撤退するまで設置していた拷問用施設で、スリランカ人7人が長期間拘束され、爪をはがされたり、労働を強制されたりする虐待を受けていたと明らかにした。

【随時更新】ロシア軍、ウクライナを侵略…最新ニュース・速報まとめ
ロシア軍に拘束されていたというスリランカ人ら(ロイター)
ロシア軍に拘束されていたというスリランカ人ら(ロイター)

 拘束されたのはスリランカ人の男性6人と女性1人で、滞在先から、5月に州都ハルキウへ徒歩で脱出しようとしたところ、検問所で露軍に拘束された。頭に袋をかぶせられ、州北部の拷問施設に連行された。

 清掃員として労働を強要され、男性2人が爪をはがされるなど暴行を受けた。ウクライナ軍が領土奪還後、7人は地元警察に保護された。

 一方、米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は18日、ロイター通信などに、ウクライナ軍の反転攻勢を受けた露軍の行動が予測困難になったとし、「警戒と万全の準備が必要だ」と訴えた。

 ハルキウ州知事は18日、SNSで州内にある精神科病院が砲撃を受け、医療関係者4人が死亡したことを明らかにした。隣接するドネツク州スラビャンスクの火力発電所は18日も砲撃された。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は17日のロイター通信とのインタビューで、ロシアが併合した南部クリミアに関し、「外交で取り戻すこともあり得る」と述べた。南部と東部での反攻で領土を可能な限り奪還し、ロシアにクリミア返還を迫るシナリオを維持していることを示唆した発言とみられる。

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ゴダール監督、自殺ほう助での死選ぶ

2022年09月19日 21時24分39秒 | 自殺・過重労働

ゴダール監督、自殺ほう助での死選ぶ

その他 2022年9月14日 (水)配信AFPBB News
 
ジャン=リュック・ゴダール監督。フランス・カンヌで(1988年5月21日撮影)。(c)AFP

 【AFP=時事】13日に91歳で死去したフランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)氏が、自殺ほう助により亡くなったことが分かった。同氏の法律顧問がAFPに明らかにした。

 顧問は仏紙リベラシオン(Liberation)の報道を認め、ゴダール氏が日常生活に支障を来す複数の疾患を抱えていたことから、スイスで自殺ほう助により自らの命を絶つことを決めたと説明した。スイスでは、判断能力があり利己的な動機を持たない人に対する自殺ほう助が認められている。ゴダール氏は数十年にわたり、スイスの村ロール(Rolle)で隠居生活を送っていた。

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「人工胚」作製に成功…脳・心臓に似た構造確認

2022年09月19日 21時18分47秒 | 医療情報

「人工胚」作製に成功…脳・心臓に似た構造確認

 2022年9月18日 (日)配信読売新聞
 

 受精卵が胎児になる初期段階の「胚」に似た組織を、マウスの幹細胞から人工的に作ることに成功したと、英国やイスラエルなどの二つの研究チームが8月、相次いで発表した。この「人工胚」には脳や心臓のような構造も確認された。体が作られる仕組みの解明のほか、不妊治療や人工臓器の研究に役立つ可能性があるという。

 哺乳類の受精卵は細胞分裂が進むと、主に〈1〉胎児〈2〉胎盤〈3〉栄養が含まれる卵黄のう――の元になる三つの細胞グループに分かれる。これらの細胞グループが相互に働き合うことで胚の成長が進む。

 英ケンブリッジ大などのチームと、イスラエル・ワイツマン科学研究所などのチームはそれぞれ、マウスの細胞の遺伝子の働き方を変えるなどして、これら3種類の細胞グループの幹細胞を作製した。

 3種類の幹細胞を混ぜ、子宮の環境に似せた特殊な装置で培養。その結果、マウスの妊娠期間の半分に相当する受精から約8・5日後の胚に似た状態まで成長した。実際、頭部と胴体の間にできる特徴的なくびれがあるほか、脳や腸管、拍動する心臓のような構造も出来ていた。

 ただ、現状ではこれ以上、成長させることはできなかったという。両チームはそれぞれ成果を科学誌「ネイチャー」、「セル」で発表した。

 近年、生命がどのように誕生するかを探るため、胚性幹細胞(ES細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)から精子や卵子、受精卵に似た組織を作る研究が世界で盛んになっている。ただ、精子や卵子を使わず、ここまで複雑な構造を持つ段階まで成長させることはできていなかったという。

  林克彦・大阪大教授(生殖生物学)の話 「画期的な成果だ。胚が成長する様子を詳しく観察でき、発生学や生殖医療の研究の進展が期待できる。人間の細胞を使った応用も考えられ、倫理面で問題がないか早急に議論する必要がある」

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