何を植えてあった鉢か全く記憶がないが、その植物が枯れた後放置したままにしておいたところ、いつの間にかヤマユリらしき物が生えている。
たった一つだが、蕾もできている。
全体的な雰囲気は「ヤマユリ」に似ているが、咲いてみないとわからない。
根元はこんな感じです。
たぶん、3・4年はは放置してあっただろう。
ちなみに、ユリの仲間の種は紙よりも薄く、簡単に風で飛ばされます。
で、ヤマユリの球根の維持は結構大変で、突然消えてしまうこともよくあります。
特に、肥培すると2年ほどで消えることが多いようです。
この鉢はもう何年も放置してあるので、肥料分はないと思うが。
ユリは肥料が大好きなようで、肥料をやると球根は大きくなります。
が、大きくはなっても「メタボな球根」なので、翌年は派手に花を咲かせるが、その次の年には衰弱して消えてしまうことがほとんどです。
最近はあまり聞かなくなったが、かつては「ヤマユリが100輪以上も咲いた」という話題もたまにはあったが、その球根は翌年消えてしまうことが多いようです。
このユリも芽を出してから3年は経っていると思うが、肥料なしでもここまで育つのです。
もっとも、鉄砲ユリや高砂ユリなどは、実生1年で花を咲かせることもあります。
2019.06.25.
何とか咲いたので花の画像でも。
これは昨日開いたばかりの姿です。
つぼみの形が少しおかしいと思っていたが、どうやら「奇形花」のようです。
これが今日の姿です。
花弁が合着していて奇形花になっているが、やはり山百合のようです。
花粉が熟していたので、この後受粉をしておきました。
山百合は勝手に種ができることが多いが、雨が降るといけないので、念のために受粉を。
秋には種ができると思うが・・・・。
山百合は肥料をやれば一気に球根が大きくなるが、メタボな球根なので、翌年はたくさん花を咲かせるが、その翌年には消えてしまいます。
20年あまり前にかなり増やしたこともあるが・・・・。
イノシシに食い荒らされて消えました。
近隣の山にもたくさんあったが、観光客の盗掘とイノシシによってほとんど消滅です。
さて、この種はどこから飛んできたのか。
2019.07.23.
咲き終わったので追記です。
咲き終わって花弁が落ち、めしべと子房だけに。
チョッと貧弱な感じがあるので、種ができてくれるのか。
たくさん種ができても蒔きようがないので、種は少しでもいいのだが・・・・。
2019.07.30.
追記です。
やはりだめなようです。
めしべが落ちたが、そのあと少し黄色みが強くなり、子房が膨らむ様子もない。
というより、少し萎びたようにも感じます。