一昨日、昨日とウォーキングを休みました。
今回は1883年生まれのバックスの作品の中で、
1929年から1930年にかけて作曲された「冬の伝説」についてとりあげる。
この作品はピアノとオーケストラのための作品で、
ケルト伝説をもとにした作品であるようだ。
初演は1932年2月10日ロンドンのクィーンズ・ホールで行われている。
ピアノはバックスと恋愛関係にあったハリエット・コーエンが演奏した。
この初演時の指揮はボールトで、BBC交響楽団の演奏で行われた。
今回聴いたCDはマーガレット・フィンガーハットのピアノ、
ブライデン・トムソン指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロは、小太鼓のリズムで不安な感じで始まる。
そしてピアノ独奏が入って、前奏の部分が終わると提示部に入る。
力強い英雄的な第一主題と対照的な甘美な第二主題が奏でられ、
ピアノ独奏もそれを受け継いで、提示部を経て展開部に入る。
展開部では自由に主題が変形され、ピアノとの競演を展開していく。
そして金管楽器と打楽器による部分とピアノ独奏と交互に現れ、
絡み合いながら、情熱的に盛り上がりをみせて最後力強く終わる。
第二楽章レント、モルト・エスプレッシヴォは、
弦楽器と木管楽器によりおだやかに始まり、ピアノ独奏が入る。
ピアノ独奏が叙情的な旋律を奏でて活躍し、幻想的である。
中間部では管弦楽によりドラマティックに盛り上がっていき、
それにピアノ独奏が絡んでいくところもあり、最後は静かに終わる。
第三楽章は、モルト・モデラートで始まる。
ピアノが奏でる音型は幻想的であり、
それが繰り返される中、第一楽章の主題も現れる。
ピアノ独奏で力強く旋律が奏でられ、管弦楽との競演が続く。
徐々に盛り上がりをみせて、いったん静かになったところで、
モルト・カンタービレのエピローグに入り、ピアノ独奏がしばらく続く。
そしてオーボエなどが管楽器と弦楽器が入り、
壮大な感じに盛り上がったあと、再びピアノ独奏の部分となり、
やがて木管楽器と弦楽器が絡んでいき、盛り上がりをみせる。
そしてピアノ独奏の部分となり、それが終わると管弦楽が絡み、
おだやかで神秘的な感じの音楽が続き、ピアノ独奏のあと、
管弦楽が入って盛り上がりをみせて、最後力強く終わる。
今回は1883年生まれのバックスの作品の中で、
1929年から1930年にかけて作曲された「冬の伝説」についてとりあげる。
この作品はピアノとオーケストラのための作品で、
ケルト伝説をもとにした作品であるようだ。
初演は1932年2月10日ロンドンのクィーンズ・ホールで行われている。
ピアノはバックスと恋愛関係にあったハリエット・コーエンが演奏した。
この初演時の指揮はボールトで、BBC交響楽団の演奏で行われた。
今回聴いたCDはマーガレット・フィンガーハットのピアノ、
ブライデン・トムソン指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロは、小太鼓のリズムで不安な感じで始まる。
そしてピアノ独奏が入って、前奏の部分が終わると提示部に入る。
力強い英雄的な第一主題と対照的な甘美な第二主題が奏でられ、
ピアノ独奏もそれを受け継いで、提示部を経て展開部に入る。
展開部では自由に主題が変形され、ピアノとの競演を展開していく。
そして金管楽器と打楽器による部分とピアノ独奏と交互に現れ、
絡み合いながら、情熱的に盛り上がりをみせて最後力強く終わる。
第二楽章レント、モルト・エスプレッシヴォは、
弦楽器と木管楽器によりおだやかに始まり、ピアノ独奏が入る。
ピアノ独奏が叙情的な旋律を奏でて活躍し、幻想的である。
中間部では管弦楽によりドラマティックに盛り上がっていき、
それにピアノ独奏が絡んでいくところもあり、最後は静かに終わる。
第三楽章は、モルト・モデラートで始まる。
ピアノが奏でる音型は幻想的であり、
それが繰り返される中、第一楽章の主題も現れる。
ピアノ独奏で力強く旋律が奏でられ、管弦楽との競演が続く。
徐々に盛り上がりをみせて、いったん静かになったところで、
モルト・カンタービレのエピローグに入り、ピアノ独奏がしばらく続く。
そしてオーボエなどが管楽器と弦楽器が入り、
壮大な感じに盛り上がったあと、再びピアノ独奏の部分となり、
やがて木管楽器と弦楽器が絡んでいき、盛り上がりをみせる。
そしてピアノ独奏の部分となり、それが終わると管弦楽が絡み、
おだやかで神秘的な感じの音楽が続き、ピアノ独奏のあと、
管弦楽が入って盛り上がりをみせて、最後力強く終わる。