Mars&Jupiter

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アーノルド・バックスの交響曲第6番を聴きながら、西谷駅から横浜駅まで歩く

2013-02-19 21:13:17 | アーノルド・バックスの作品
日曜日は久しぶりに西谷駅から三枚町を経由して、横浜駅まで歩きました。
しかし、昨日はウォーキングをする余裕もないほど忙しかった日でした。
途中聴いたのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1934年に作曲された交響曲第6番である。
今回聴いたCDはダグラス・ボストック指揮、
ミュンヘン交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章モデラート-アレグロ・コン・フォーコは、
金管楽器によって繰り返される音型の上に乗って、
力強く奏される主題に始まり、まるで映画音楽のようである。
バックスらしいダイナミックな音楽が展開されていく。
金管楽器と打楽器中心に盛り上がっていったん静まったあと、
再び盛り上がって、最後力強く終わる。

第二楽章レント、モルト・エスプレッシヴォは、
幻想的で神秘的な感じの音楽で始まる楽章である。
弦楽器を中心におだやかな旋律が奏でられ、
トランペットやオーボエのソロが活躍する部分を経て、
徐々に木管楽器や金管楽器が絡みながら、
ティンパニも加わり、情熱的に盛り上がりをみせる。
そのあとは再びおだやかな感じの音楽になり、
最後はフルートと弦楽器で静かに終わる。
第三楽章はクラリネットのソロの音で始まり、
弦楽器に引き継がれ、おだやかな導入部がしばらく続く。
徐々にテンポが早まり、軽快で荒々しいスケルツォと
叙情的な旋律のトリオの部分に入り、再びスケルツォになったあと、
エピローグの部分に入っていくが、この辺りの主題の扱いは、
交響曲第4番を感じさせるような部分もみられる。
そのあとホルンのソロが活躍する部分を経て、
弦楽器中心に旋律が奏でられていき、最後はおだやかに終わる。
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