Mars&Jupiter

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リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30を聴き、二俣川から三ツ境まで

2014-02-03 05:48:21 | リヒャルト・シュトラウスの作品
昨日は二俣川から三ツ境まで往復して歩きました。
今回取り上げるのはリヒャルト・シュトラウスの作品で、
1896年作曲された交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30である。
聴いたCDは、ユージン・オーマンディ指揮、
フィラデルフィア管弦楽団による演奏である。
序奏は壮大な感じで始まる有名な部分である。
オーマンディ盤ではティンパニの叩く音は速く、
あっさりとした感じで「自然の動機」が示され、
次の「後の世の人々について」に入る。
室内楽的な響きとともに「信仰の主題」が現れる。
「大きな憧れについて」の部分に入り、「憧れの主題」が奏でられ、
イングリッシュ・ホルンが「自然の動機」を示し、
オルガンが聖歌風の旋律が奏でられる。

「歓喜と情熱について」の部分に入り、
ワグナー風の情熱的な音楽となり金管楽器中心に盛り上がり、
次の「埋葬の歌」ではオーボエが旋律を奏でていく。
「科学について」の部分に入り、音楽はゆったりとしたテンポで、
「自然の動機」を繰り返しながら、フガートを展開していく。
途中で「憧れの主題」も再現されるが、
やがて「自然の動機」によるフガートが支配的となる。
「病から回復に向かう者」は、壮大な盛り上がりをみせる。
「自然の動機」を繰り返したあと独奏ヴァイオリンが活躍する
「舞踏の歌」の部分に入り、ワルツ風の音楽が展開され、
その中に今までの様々な動機が回想されていく。
様々な動機が絡みながら奏でられ、盛り上がりをみせていく。
「さすらい人の夜の歌」に入り、音楽はおだやかな感じになり、
夜の訪れを示す一方で、謎めいた部分は残ったまま、最後静かに終わる。
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