Mars&Jupiter

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マルコム・アーノルドの交響曲第2番作品40を聴く

2016-07-24 18:35:15 | 古典~現代音楽イギリス編
この2日間忙しくブログを書く余裕もありませんでした。
やっとやらなければいけないことが終わり、
今日から再開ということになります。
今回取り上げるのは1921年生まれのアーノルドが、
1953年作曲した交響曲第2番作品40である。
聴いたCDはアンドリュー・ペニー指揮、
アイルランド国立交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグレットは、トランペットと打楽器の短い前奏のあと、
木管楽器が主題を奏でて始まり、弦楽器がそれを引き継ぐ。
その旋律は民謡風であり、もう一つの主題はオーボエに現れる。
そして、展開部にはいるが、牧歌的な感じは続いていく。
トランペットと打楽器で最初の主題が再現されて、
主題が弦楽器などにより繰り返し、最後は穏やかに終わる。
第二楽章ヴィヴァーチェは、軽快なテンポで始まる。
弦楽器、木管楽器により主題が奏でられていく。
そして、やがて金管楽器も絡んで荒々しくもなりながら、
ハープの音も入り、幻想的な感じも感じさせる。
最後は金管楽器と打楽器で盛り上がって終わる。

第三楽章レントは、弦楽器の淡い感じの伴奏に乗って、
木管楽器が主題を奏でて始まり、弦楽器もそれを引き継ぐ。
金管楽器もそっと加わり、フルートの音と絡み、鐘の音も入る。
牧歌的な雰囲気である一方、神秘的な部分も感じさせる。
やがて、金管楽器と打楽器が入り、盛り上がりをみせて、
行進曲風に進行し、そのあとは穏やかな感じになる。
鐘の音が再び鳴り、フルートが旋律を奏でて弦楽器とも掛け合い、
ホルンの音が響く中、ティンパニの音がなり、穏やかに終わる。
第四楽章アレグロ・コン・ブリオは、軽やかで明るい旋律が、
木管楽器により奏でられて始まり、金管楽器も絡んでいき、
フーガ風に絡んでいき、そのあとは再び木管楽器中心に展開し、
そのあとは弦楽器が奏でる旋律に木管楽器や金管楽器が絡み、
冒頭の主題は何度も繰り返し現れ、ティンパニが叩くリズムに、
金管楽器がファンファーレ風に絡んでいき、
盛り上がりをみせて、最後は力強く終わる。
コメント
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