Mars&Jupiter

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ロジャー・クィルターの組曲「虹の終わる場所に」を聴く

2016-07-25 05:32:56 | 古典~現代音楽イギリス編
今回取り上げるのは1877年生まれのクィルターが、
1911年作曲した組曲「虹の終わる場所に」である。
聴いたCDはリチャード・ヒコックス指揮、
ノーザン・シンフォニア・オブ・イングランドの演奏による。
第一曲「虹の国」は、弦楽器により優しく旋律が奏でられて始まる。
ゆったりと歌うように奏でられる旋律はロマンティックである。
木管楽器や金管楽器も絡みながらも、最後も穏やかに終わる。
第二曲「鬼火」は、木管楽器が生き生きとした旋律を奏でて始まる。
舞踏風の旋律が続いたあと、中間部は甘美な旋律が奏でられ、
フルートなど木管楽器が絡んでいったあと、
再び冒頭の舞踏風の部分が繰り返され、爽やかに終わる。
第三曲「ロザムンド」は、弦楽器とクラリネットが、
やや叙情的な感じの旋律を奏でて始まる。
郷愁あふれるような感じの曲でもあり、最後は穏やかに終わる。
第四曲「妖精の戯れ」は、明るく軽快な旋律で始まる。
弦楽器と木管楽器により行進曲風の旋律が繰り返される。
第五曲「ゴブリンの森」は、やや神秘的な感じで始まり、
軽やかで勇ましい旋律が奏でられていく。
中間部は舞踏風の旋律が現れ、冒頭の旋律が繰り返されて終わる。
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