Mars&Jupiter

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マイケル・ヘミングの「戦死した兵士のための哀歌」を聴く

2016-07-29 06:17:43 | 古典~現代音楽イギリス編
今回取り上げるのは1920年生まれのマイケル・ヘミングの、
「戦死した兵士のための哀歌」である。
マイケル・ヘミングの父パーシー・ヘミングは、
バリトン歌手としてイギリス国立歌劇場で歌い活躍していた。
その時の指揮をしていたのがバルビローリで、
両者は親しい関係にあったようだ。
パーシー・ヘミングの息子がマイケル・ヘミングであり、
彼は第二次世界大戦で、炎の戦線といわれた、
第2次エル・アラメインの戦いで戦死したようである。
北アフリカで展開されたこの戦いで亡くなった彼の、
遺品から曲の素材となるものをもとに、
アンソニー・コリンズが編曲したのがこの作品である。
聴いたCDはジョン・バルビローリ指揮、
ハレ管弦楽団の演奏による。
金管楽器と弦楽器で感傷的な旋律が奏でられて始まる。
旋律はイギリスの田園風景を思わせる感じであるが、
それが回想的な感じで顔を出していく。
厳しい戦いの現実に直面し、戦死した人物の死を悼むように、
最後は戦場を思わせるトランペットの音で終わる。
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