昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1860年生まれのレズニチェクの作品。
正式にはエミール・ニコラウス・フォン・レズニチェクというようだ。
ウィーンに生まれた彼は最初法学を学んでいたが、
ライプチヒ音楽院で音楽を学び、その後指揮者や楽長として各地で活動した。
1902年ベルリンに定住してからは、ベルリン高等音楽学校などで教え、
指揮者・作曲家としての活動以外に教育活動にも力を注いだようだ。
バリトン独唱と大管弦楽のためのシャミッソーの詩「悲劇的な物語」
にもとづく主題と変奏は1921年に作曲された。
今回聴いたCDは、バリー・マクダニエルのバリトン、
シューリヒト指揮のシュトゥットガルト放送交響楽団の演奏による。
クラリネットによってのどかな感じの旋律が奏でられ、
他の楽器にも引き継がれ、この主題が繰り返されたあと、
ウィーンらしさを感じさせるロマンティックな旋律である。
曲は様々な楽器を使いこの主題の変奏を展開していく。
その変奏の手法はなかなかのもので、後半のチェロ独奏に続き、
弦楽器中心に奏するハンガリー風音楽の変奏は印象的である。
歩きながら変奏を聴いているうちに思ったのは、
バリトン独唱のためのこの作品、なかなか歌の部分に入らない。
そうしたら15分過ぎたところでようやくバリトン独唱が入る。
したがって、歌の部分は最後の2分程度しかないが、
これはこれで面白く、最後は颯爽とした感じで終わる。
途中聴いたのは1860年生まれのレズニチェクの作品。
正式にはエミール・ニコラウス・フォン・レズニチェクというようだ。
ウィーンに生まれた彼は最初法学を学んでいたが、
ライプチヒ音楽院で音楽を学び、その後指揮者や楽長として各地で活動した。
1902年ベルリンに定住してからは、ベルリン高等音楽学校などで教え、
指揮者・作曲家としての活動以外に教育活動にも力を注いだようだ。
バリトン独唱と大管弦楽のためのシャミッソーの詩「悲劇的な物語」
にもとづく主題と変奏は1921年に作曲された。
今回聴いたCDは、バリー・マクダニエルのバリトン、
シューリヒト指揮のシュトゥットガルト放送交響楽団の演奏による。
クラリネットによってのどかな感じの旋律が奏でられ、
他の楽器にも引き継がれ、この主題が繰り返されたあと、
ウィーンらしさを感じさせるロマンティックな旋律である。
曲は様々な楽器を使いこの主題の変奏を展開していく。
その変奏の手法はなかなかのもので、後半のチェロ独奏に続き、
弦楽器中心に奏するハンガリー風音楽の変奏は印象的である。
歩きながら変奏を聴いているうちに思ったのは、
バリトン独唱のためのこの作品、なかなか歌の部分に入らない。
そうしたら15分過ぎたところでようやくバリトン独唱が入る。
したがって、歌の部分は最後の2分程度しかないが、
これはこれで面白く、最後は颯爽とした感じで終わる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます