昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは、ベネヴェント聖歌である。
聴いたCDは、マルセル・ペレス指揮、
アンサンブル・オルガヌムによる演奏である。
CDの解説によれば、ベネヴェント聖歌とは、
ランゴバルド(ロンバルド)族の共通儀礼である
ベネヴェント典礼にみられた聖歌で、
ミラーノ教会とは異なる音楽様式を持っていた。
この典礼は11後半ステファヌス9世の命令により禁止され、
その写本も破棄されたためほとんど残っていない。
聖体拝領唱『聖餐にあずかる者たちは』は、
この聖歌のスタイルをとどめた貴重なもののようだ。
グレゴリオ聖歌のスタイルに少し近づいた感じはする。
全体で単旋律を歌うところはそうなのだが、
しかし、一方で一定の持続音を低音部で歌うイソンの部分は、
東方教会の部分をしっかり残している。
ビザンチン(ビザンツ)聖歌からグレゴリオ聖歌までの
変遷をこの一枚のCDの中で聴くことができて面白い。
途中聴いたのは、ベネヴェント聖歌である。
聴いたCDは、マルセル・ペレス指揮、
アンサンブル・オルガヌムによる演奏である。
CDの解説によれば、ベネヴェント聖歌とは、
ランゴバルド(ロンバルド)族の共通儀礼である
ベネヴェント典礼にみられた聖歌で、
ミラーノ教会とは異なる音楽様式を持っていた。
この典礼は11後半ステファヌス9世の命令により禁止され、
その写本も破棄されたためほとんど残っていない。
聖体拝領唱『聖餐にあずかる者たちは』は、
この聖歌のスタイルをとどめた貴重なもののようだ。
グレゴリオ聖歌のスタイルに少し近づいた感じはする。
全体で単旋律を歌うところはそうなのだが、
しかし、一方で一定の持続音を低音部で歌うイソンの部分は、
東方教会の部分をしっかり残している。
ビザンチン(ビザンツ)聖歌からグレゴリオ聖歌までの
変遷をこの一枚のCDの中で聴くことができて面白い。
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