空飛ぶサンタクロース、ヴェルナーの「クリスマス・パストレッラ」、横浜から和田町まで

夢の中でサンタクロースが空中を飛んでいた。
２頭（だったかな？）のトナカイがひくそりに乗って、
２人のサンタクロースが空を交互に飛んでいるのだ。
あまりにも非現実的な夢であるにもかかわらず、
そのサンタをもっと近くで見ようと思って、
私は空を飛ぼうと夢の中で試みている。
初めのうちはうまくいきそうだったが、
結局うまく飛ぶことはできなかった。
そんなことをしている間に目が覚めた。
どうして、そんな夢を見たのかはわからない。
ユングの夢分析風に解釈すると、
自分が置かれている現実と自分が抱く理想の
あまりものギャップがあることへの焦りが。
このような夢をみさせたのかもしれない。

昨日は、横浜から和田町まで歩きました。
途中聴いたのはヴェルナーの「クリスマス・パストレッラ」。
グレゴリウス・ヨーゼフ・ヴェルナーは、
1693年オーストリア生まれの作曲家で、
ハイドンがエステルハージ家の楽長になる前の、
楽長を務めていた人物である。
多くは教会のための作品を書いていたようが、
「クリスマス・パストレッラ」はその中でも
知られている有名な曲のようだ。

第１楽章ラルゲットは、のどかな曲で、
バロック的な様式で書かれている。
オルガンの響きが教会風を感じさせる。
第２楽章ラルゴもゆったりとした曲で、
第１楽章と同じく牧歌風の穏やかな感じである。
第３楽章アレグロは、軽快な短い曲である。
のどかな感じをイメージさせるクリスマスだが、
現代のクリスマスの時期はせわしい感じを抱かせる。
なんて思ったりする最近である。