Mars&Jupiter

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ニコライ・ミャスコフスキーの交響曲第13番変ロ短調作品36を聴く

2012-01-15 16:01:20 | ニコライ・ミャスコフスキーの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのはミャスコフスキーの交響曲第13番変ロ短調作品36。
この作品は、1933年に作曲された一楽章制の交響曲である。
1990年代半ばまでこの作品を知る機会が少なかったようである。
初演はレオ・ギンズブルク指揮により行われたようだ。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏である。
作品は3つの部分からなっているようだ。
ティンパニが鈍く響きリズムを叩き、木管楽器がこれに絡む。
それを繰り返し、弦楽器が入り、金管楽器と掛け合いをする。
ティンパニが再び入り、そのあとは弦楽器や木管楽器中心に進行し、
金管楽器が鳴り響いたところから、徐々に盛り上がりをみせ、
やがてティンパニと金管楽器が掛け合い激しくなる。
そのあとは弦楽器を中心にフーガ風に主題を展開させていき、
木管楽器や金管楽器も絡んでいく。
その後金管楽器がコラール風に旋律を吹き、
フルート・ソロが入り、金管楽器が再び入る。
そして弦楽器が再び最初の主題をゆったりと奏で、
木管楽器も絡み、やがて金管楽器が加わっていく。
その後チェロなどの独奏が入り、木管楽器も絡み、
弦楽器のみとなり、最後はティンパニが鈍く響き、
弦楽器とフルートが残り、静かに神秘的に終わる。

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