Mars&Jupiter

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フーゴー・ヴォルフの「さすらい人の夜の歌」を聴く

2015-05-02 23:06:53 | 古典~現代音楽オーストリア編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1860年オーストリア生まれのヴォルフが、
1887年に作曲した「さすらい人の夜の歌」である。
歌詞はゲーテの詩がもとになっている。
今回聴いたCDはディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのバリトン、
ジェラルド・ムーアのピアノ伴奏による。
ピアノのゆったりとした前奏に続き、
バリトンが歌う旋律はしんみりとし、徐々に情熱を帯びていき、
「来たれ、ああ私の胸に来たれ」という句のところで頂点を築く。
シューベルトの「さすらい人の夜の歌」の2つあるうちの、
D.224の歌曲の方の詩が歌われているので参考にするといい。
厳かな感じでありながら、感動的な盛り上がりをみせる作品である。

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