Mars&Jupiter

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ブルックナーの「テ・デウム」を聴きながら横浜から星川まで歩く

2008-01-05 07:08:10 | アントン・ブルックナーの作品
昨日は横浜から星川駅まで歩いた。
さすがに昨日渋谷まで歩いた疲れが出て、
こんな時は無理をせず、短めのウォーキング。
途中聴いた音楽は、ブルックナーのテ・デウム。
とりあげる音楽のテーマは声楽曲・合唱曲(歌劇を含む)の
ドイツ・オーストリア編に入っている。

ブルックナーの代表的な声楽曲の一つであるテ・デウム。
彼は交響曲第9番が未完成のままで終わるのを嫌い、
その終楽章としてテ・デウムを使ってほしいと望んだ。
神への篤い信仰に貫かれたこの合唱曲は、
聴き手に大きな勇気を与えてくれるような曲だ。
ブルックナーらしい金管楽器の咆哮、
輝かしく、推進力を持った音楽は、
最後華やかに終わるのだが、
これを初めて聴いたのは高校時代。
ブルーノ・ワルター指揮のレコードで聴いた。
今回聴いたバレンボイムが指揮するCDは、
もちろん録音はいいし、金管が鳴るのも悪くはないが、
何かが違う感じがしてしまうのはなぜだろう?
ワルターのブルックナーのテ・デウムの方が、
モノラル録音ではあるが、しっくりくるんだよなあ。

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