Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

リヒャルト・ワーグナーの歌劇「恋愛禁制」第2幕を聴く

2010-07-21 10:57:03 | リヒャルト・ワーグナーの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回はワグナーの歌劇「恋愛禁制」の第2幕を聴いた。
聴いたCDは、ロベルト・ヘーガー指揮、他独唱者と
オーストリア放送交響楽団および合唱団の演奏によるもの。
第二幕は、イザベラと牢屋にいる兄クラウディオの二重唱で始まる。
オーケストラが最初暗い感じの音楽を奏で、
フルートなどが入り、明るい間奏曲風の音楽となり、
クラウディオ役のテノール(アントン・デルモータ)が歌い始め、
イザベラ役のソプラノ(ヒルデ・ツァデク)がそれに続く。
この二重唱はドラマティックであり、ワグナーらしい音楽だ。
次の情景とレシタティーヴォではイザベラの歌が続くが、
このあたりもその後ワグナーの音楽を思わせる。
そして次の情景とアリアではフリードリッヒ役の
バス(ハインツ・イムダール)の素晴らしい独唱が聴ける。
フィナーレは華やかなカーニバルの情景が描写される。
恋愛を禁止したはずのフリードリヒ自身の違反が分かる。
序曲で登場した主題が繰り返され、登場人物たちと合唱団が歌い、
クライマックスが築かれ、最後管弦楽により華々しく終わる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リヒャルト・ワーグナーの歌... | トップ | フランツ・シューベルトの交... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

リヒャルト・ワーグナーの作品」カテゴリの最新記事