Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ペーター・ホープの「軽装二輪馬車」を聴く

2013-01-16 06:42:13 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1930年生まれのホープの作品。
「軽装二輪馬車」の作曲年代についてはわからないが、
この曲で1969年にアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞したことが、
解説書に記載されているので、この時期に作曲されたのだろう。
組曲「ケリー周遊路」は3楽章からなる作品で、
その第1楽章にあたるのがこの作品のようだ。
ちなみにケリー周遊路とはアイルランドにある景勝地である。
今回聴いたCDはヴィヴィアン・ダン指揮、
ライト・ミュージック協会管弦楽団の演奏によるもの。
木管楽器によって始まるのどかな感じに続き、
弦楽器が民謡風の旋律を奏でていく。
中間部でフルートが吹く旋律も軽快である。
最後はフルートなど木管楽器が絡み合ってさわやかに終わる。
美しいアイルランドの自然を感じさせてくれる作品である。
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グラハム・ピールの「ブレドンの丘(Bredon Hill)」を聴く

2013-01-15 06:49:40 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1877年生まれのピールの作品。
グラハム・ピールは、何曲かの歌曲を残しているが、
彼の人生に関する詳しい情報はわからない。
人名についてはグレアム・ピールと表記しているものもある。
「ブレドンの丘(Bredon Hill)」の作曲年代についてはわからない。
「ブレドンの夏のころ」というタイトルのものもあるが、
同じ曲のようである感じだ。
今回聴いたCDはサー・トマス・アレンのバリトン、
ジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏によるもの。
丘の高低差を表すかのようなピアノの伴奏に続き
バリトンがおだやかな感じの旋律を歌う。
最後はI will comeという句を繰り返して終わる。
イギリスの丘陵地帯を想起させる曲である。
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ヘンリー・ローリー・ビショップのホーム・スイート・ホームを聴く、そして三枚町から西谷まで歩く

2013-01-13 23:00:00 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
今回とりあげるのは1786年生まれのビショップの作品。
ロンドンで生まれた彼は、
フランチェスコ・ビアンキーニから音楽教育を受け、
バレエ音楽や歌劇の作曲に取り組んだが、
その後指揮者に転向し、エディンバラ大学の教授もつとめた。
ホーム・スイート・ホームの作曲年代についてはわからない。
歌劇『ミラノの乙女』の導入部のアリアで、
「埴生の宿」の原曲となった曲のようである。
今回聴いたCDはロバート・ティアーのテノール、
アンドレ・プレヴィンのピアノ伴奏によるもの。
知っているメロディーがピアノに現れたあと、
テノールが歌い、そのメロディーが繰り返されて終わる。
懐かしい感じのやさしさあふれる歌曲である。
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アラン・ラングフォードのワルツを聴く

2013-01-12 21:26:00 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は希望が丘駅から二俣川駅まで歩きました。
今回とりあげるのは1928年生まれのラングフォードの作品。
ロンドンで生まれた彼は、ギルドホール音楽演劇学校で、
ベンジャミン・フランケルに師事し、その後はBBC放送の、
番組プロデューサーとして活動し、副業として作曲をしていたようだ。
ワルツの作曲年代についてはわからない。
弦楽オーケストラのための2分ほどの小品である。
今回聴いたCDはジョージ・ウェルドン指揮、
プロ・アルテ管弦楽団の演奏によるもの。
弦楽器により奏でられる優雅で軽快な旋律は、
堅苦しさのないもので、ロマンティックである。
流れるように旋律が繰り返されてさわやかに終わる。
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フレデリック・カーゾンの小序曲「パンチネロ」を聴く

2013-01-11 06:57:27 | 古典~現代音楽イギリス編
ここのところ忙しく、ウォーキングもブログも休んでいました。
今回とりあげるのは1899年生まれのフレデリック・カーゾンの作品。
ロンドンで生まれた彼は、作曲家としてだけでなく指揮者として活躍した。
早くからロンドンのウエスト・エンドの劇場の音楽監督として活動し、
1938年にはラジオ局に移り、ライト・ミュージックのジャンルの作品を作曲した。
その他には映画音楽や劇場音楽も作曲した。
小序曲「パンチネロ」の作曲年代についてはわからない。
なお、「パンチネロ」とは道化師のことで、3分たらずの小品である。
今回聴いたCDはジョージ・ウェルドン指揮、
プロ・アルテ管弦楽団の演奏によるもの。
強奏のあと弦楽器が軽快で流れるような旋律を奏でていく。
それに木管楽器や打楽器が絡みながら明るい感じの曲である。
金管楽器も入り華やかな中、最後力強く終わる。
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