Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのモーツァルト「魔笛」の主題による12の変奏曲作品66を聴く

2017-02-05 10:10:50 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1796年に作曲したモーツァルト「魔笛」の、
「娘か女か」の主題による12の変奏曲作品66である。
演奏はジャクリーヌ・デュ・プレのチェロ、
ダニエル・バレンボイムのピアノによるものである。
モーツアルトの「魔笛」の中の有名なパパゲーノのアリア、
「恋人か女房があればいいが」を主題にした変奏曲である。
最初の主題はピアノが奏でていくが、変奏の部分に入ると、
チェロも旋律を受け持ち、ピアノとチェロで交互に旋律と、
伴奏の部分を受け持っていき、曲は進行していく。
短調に転じていく第10・11の変奏の部分は叙情的で、
そのあとは軽快で明るい第12変奏となり、
いったん盛り上がりをみせたあと、最後は穏やかに終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの序曲「献堂式」作品124を聴く

2017-02-04 21:21:43 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1922年に作曲した序曲「献堂式」作品124である。
演奏はリカルド・ムーティ指揮、
フィラデルフィア管弦楽団によるものである。
力強いトッティで始まり、管楽器中心に旋律が奏でる。
そして祝祭的で堂々とした感じがあり、トランペットが旋律を奏でる。
そのあとは弦楽器と木管楽器が作り上げる音楽は、
交響曲第9番第3楽章を思わせるところがある。
弦楽器を中心に勢いをつけ、木管楽器や金管楽器も絡んでいく。
フーガ風な展開をしつつ、盛り上がって最後力強く終わる。
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