温泉クンの旅日記

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さくらさくら温泉(1) 鹿児島・霧島

2009-08-02 | 温泉エッセイ
  <さくらさくら温泉(1)>

 霧島温泉郷にはいると、高原の爽やかな空気にとたんに硫黄臭がただよって
きて、温泉好きの頬をゆるませる。



 霧島には多種多様な温泉があるが、霧島神宮に近い静かな別荘地にある「さくら
さくら温泉」は、美肌になる泥パックができることから、女性にことのほか人気が
ある温泉だ。



 それも日帰り温泉料金(たしか七百円だった)で充分に楽しめるのだ。テレビの
旅番組でもここは何度か紹介されている。
 わたしも前回は日帰りで利用したことがあるが、今回、宿泊できることを知り
格安プランを予約したのである。今回は、わたしもこっそり泥パックをやってみる
ぞと心に期している。
 朝食つきで七千円ちょいの料金だから、宿泊施設などどこでもかまわない。



 宿泊施設は四種類あり、まず、洋風な建物の「さくら館」で和室、洋室、和洋室
があり、露天風呂「みやま湯」を貸切で使える。ちょっと贅沢な別荘感覚の和室
一戸建て「さくらのお宿」は露天風呂「もみじ湯」を貸切で使える。岩風呂風の
内風呂を備えたコテージ「さくらの村」と大人数のグループに最適な「ログハウ
ス」と多彩である。

 車を駐車場に停めフロントでチェックインをして、若い仲居さんに宿の車で案内
されたのが、一戸建てだったのにはびっくりした。
 温泉棟には、電話してくれれば迎えにくるとのことだが、歩いても五分とかから
ぬので大雨にでもならない限り歩くつもりである。
 玄関ドアを開けてなかにはいると、バストイレ付きで、和室が二部屋である。



 荷物を置き着替えると、とりあえず焼酎の水割りでひと息いれる。
(さあて、温泉にいってみるか)
 呑みきったところで、タオルやら煙草やらカメラやらいろいろなセットを持って
温泉棟に向かった。

 フロントを廻り右手奥のほうに温泉がある。廊下の手前が男湯で、奥が女湯であ
る。朝には男女がいれかわる。それでわかったのだが、女性客が多いだけあって
女湯のほうの内湯はふたつある。



 まずは内湯である。誰もいない。ラッキー。



 掛け湯をなんどか繰り返して、ゆっくり身体を沈めていく。
(はぁ~、これこれ・・・・恐悦至極。まっこと極楽じゃて)



 よーし、さてさてと、次はいよいよ露天風呂である。
 どきどきの泥パック初体験である。



 客は少ないにこしたことはない・・・・だいじょうぶそうだ。


   ― 続く ―

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