温泉クンの旅日記

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東海道五十三次(8)

2008-07-23 | 街道を歩く
  <東海道五十三次(8)>

(8) 原~吉原

 いまは、ほとんど土曜日に東海道を歩きその日中に帰り、日曜は休養にあてて
いる。
 どの辺のところから、宿泊を考えるべきだろうか。
 やっぱり、交通費で考えるべきだろう。だいたい片道が五千円ぐらいあたりに
なったら真剣に考えるかな。

 宿泊するとしたら、金曜の夕方に現地に向かい土曜日を歩きにあてるのと、土曜
日の朝出発して現地へ向かい歩いて宿泊して翌日半日くらい歩く、そういうふうな
段取りになっていくのだろう。
 
 そして、金曜に休みを取り、木曜夜出発とか金曜朝出発とかに展開する。
 いまのところ東海道線の普通列車しか使用していないが、これに新幹線を加え
て、宿泊をいれて・・・と、経費節減にいろいろ頭を使わねばならない。

 メインの温泉旅のように、車を使うつもりはいまのところない。なんていったっ
てガソリンが高すぎるし、疲労してからの運転は避けたいからだ。


 14.原~吉原 6月28日 2時間00分 10,935歩 7キロ

 原宿を過ぎて歩いていると、同好の士がふたりほど歩いていた。



 一人の人は、旧日本軍が行軍しているような帽子にタオルをいれて歩いていた。
 ふうむ。真似をしようかな、と思うがわたしとは帽子の種類が違うのでやめて
おこう。



 一里塚があって、この道で間違いないな、と安心する。



 遠くに、もくもくと白煙をあげる煙突がみえた。
 富士の典型的な風景である。富士は大規模な製紙工場が多い。大量の水を使用し
て紙をつくるのだがそれにより水質汚濁、大気汚染、悪臭など公害がひどかったら
しいが、いまはだいぶ改善されているというが・・・。



 途中、毘沙門天があったので寄り道。



 帰ってから調べてみると、こうである。
『高崎(群馬)、深大寺(東京)と並んで「日本三大だるま市」と呼ばれている。
 富士市「毘沙門天大祭」の「だるま市」は毎年1月末ごろの3日間行われる。
 「毘沙門天大祭」は、この三日間に聖徳太子作と言われる本尊毘沙門天王をお参
 りすると、万倍の功徳があると言い伝えられて毎年数十万人の参拝者を集めてい
 る』
 という。



 あれほど遠くに見えた煙突のすぐそばまで来てしまった。



 巨大で圧倒される。なんとなく、なにがあってもわたしはこの町に住むことは
ないな、と直感する。



 吉原の駅だ。なんとなく工場かと思ってしまった。
 さて、このまま次の宿まで歩くとしよう。
 

   累計:14宿(次) 日本橋より34.5里(138キロ) 所要日数:13日
   所要時間:34時間55分 
   歩数:219,338歩 実際に歩いた距離153キロ 
   交通費:15,190円(戸塚までは通勤定期を使用)
   宿泊費:0円


  → 東海道五十三次(7)の記事はこちら


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