温泉クンの旅日記

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高湯温泉 福島・福島市(2)

2017-06-11 | 温泉エッセイ
  <高湯温泉(2)>

 いきなり掟破りの有料露天風呂でスタートしてしまったが、期待以上、料金を忘れるほどもの凄い満足感を得られた。部屋で給水と一服で、源泉パンチ効果がすこし治まったところで、大浴場にいってみることにした。
 温泉好きの温泉巡りはとにかく気をゆるめず一気に、が大事である。能天気だが一途なのだ。ふつうの温泉好きにはあまりお勧めできないことだが。



 観音様が祀られているそばに、露天風呂があるのだがたくさんのスリッパをみて後回しにすることにした。東北方面には、像などが祀られている温泉がけっこう多い。

 奥にどんどん進んだところにある内湯の「山の湯」のほうは、スリッパが二足だけだった。 強い雨のせいで、館内でみかける日帰り客がいつもよりは少ないのではないかと感じていた。



 二人とも手前右奥の広い洗い場にいた。僥倖である。これはしめた、シャッターチャンスとばかり立て続けに素早く撮ってから、ゆっくり入浴を楽しむことにした。



 幅広の浴槽なので、相当数の客がゆったりと入浴可能である。
 こちらの内湯も玉子湯と比べて、内湯の数を置けば遜色はないようだ。



 着替えると、続いて露天風呂「杜の湯」にいくとスリッパがなかった。瞬殺とばかり早や脱ぎして露天風呂に駆け込む。



「うーん・・・」
 内湯と同じように、こちらも現代風で綺麗だが風情というものが少ない。





 それに加えて先に貸切風呂で大満足してしまったので、いまひとつもの足らない。露天風呂はやはり玉子湯のほうに断然軍配はあがってしまうようだ。



 到着してから、わたしはいったい何度この硫黄たっぷりの温泉に入ってしまったことだろう。『一度温泉に浸かると三日は臭いが取れない』と言われている高湯温泉である。
 女性客のアクセサリーはここに滞在中は外すように書いたが、この高湯みたいな温泉に来るならできるだけ安い衣装でくるのが鉄則といいたい。自慢の衣装とか勝負下着など身につけてこようものなら、それは軽挙妄動としかいいようがない。玉子臭(硫黄の匂い)がいつまでーも取れないこと間違いなし、なのだから。


  ― 続く ―


   →「高湯温泉(1)」の記事はこちら


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