第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局 羽生善治九段VS藤井聡太王将
101手目、羽生九段の▲4八香をみて藤井王将は投了を告げた。
4八へ香車を合駒する以外は全て詰み。
最後まで仕掛けられた藤井王将の罠を正確に掻い潜っての勝利。
相掛かりとなった本局、周到に用意された作戦だろう。
一局を通じて、羽生九段が終始積極的な差し回しを見せたのが印象的だった。
それにしても52歳の羽生九段がタイトル戦で藤井王将を下すとは信じられない。
これで3局目以降が俄然面白くなった。
頑張れ中年の星、羽生九段!
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第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局が1月21・22日の両日、大阪府高槻市の「摂津峡花の里温泉 山水館」で行われ、挑戦者の羽生善治九段が藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖、20)に勝利し、1勝1敗のタイとした。
将棋界のスーパースター同士が激突する大注目のシリーズ。次戦、第3局は1月28・29日、石川県金沢市の「金沢東急ホテル」で指される。
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