夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

桐下唐美人図 寺崎廣業筆 その49

2016-09-20 00:01:00 | 掛け軸
休日は家族であちこちを歩き回りました。息子も健気に歩き通していました。



さすがに途中で「抱っこ!」。バス停に着いたら二入ともぐったり・・・。



桐下唐美人図 寺崎廣業筆
絹本水着色軸装 軸先ガラス 鳥谷播山鑑定箱
全体サイズ:縦2200*横655 画サイズ:縦1290*横510



印章は他の所蔵作品「西王母之図」と同一印章の朱文白丸印の「廣業」印。

 

鑑定は「昭和十二年八月」とあり、鳥谷播山が60歳頃の鑑定箱書です。「廣業」の落款が「三本廣業」となっていることから明治40年前後頃、日露戦争の従軍を終えた頃の作品と思われます。

 

*日露戦争に従軍以降に落款を「二本廣業」から「三本廣業」に変えたのではなかろうかと推察しています。



疲れて説明文を書く気力なし 美人はただ鑑賞するのみ、関わらないことです。























寺崎廣業の作品は美人画も含めて踏破、もとい淘汰する必要があるようですが、その結果は後日また・・・。

資金に余裕のある者でもなく普通のサラリーマン、古くから家にある品々は家業をたたんだ際に手放しており、骨董を生業とする者ではなく、文系というより理系を生業とする小生が蒐集したる作品ですので、閲覧の方々にはご不満もあろうかと思いますが、愉しんでいただけたり、蒐集の参考になれば幸いです。








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