夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

名も知らぬ画家 その2 達磨図 香舟?筆  

2010-10-09 23:32:32 | 日本画
達磨図 香舟?筆   
絹本着色小作品額装 画サイズ:横288*縦186

本作品も骨董市で山となったガラクタから探し出してきた作品

ガラクタはやっぱりガラクタが多く、その中から探すのは骨が折れます。

しかもも骨董屋のご主人には睨まれるし

ダンボールに入っている「まくり」(表具されていない状態の絵などをいいます)や色紙、掛け軸を人目を気にせず、ひっくり返す


さて、達磨はいろんな絵に描かれていますね、見立絵などにも非常に面白い作品が多いです。




代表的な作品は「達磨遊女異装図」がありますね
そうそう、私のブログにもありました

何の本を読んでいるのか・・・間の抜けたお顔の達磨さん・・春本でも読んでいるのかと想像

この三連休・・・読書の秋と洒落込むのもいいかもしれません。
あくせくゴルフだ、旅行だ、ドライブだとお休みを自分で忙しくする必要もないでしょう。
碌な経済対策も取れない政府のもとで、お金を使うことはありませんね




以下は購入時に製作した説明書から

「香舟?については詳細は不明です。浮世絵師に類する画家と考えられます。

時代は江戸末から明治時代と思われます。本作品は仙台市の大観音の骨董市にて購入したもの。絵柄が面白くなかなかの佳品。

達磨は浮世絵師によって、さまざまな見立てにされ、達磨と遊女の図は北斎や暁斎など沢山の絵師が描いている。

本作品もむずかしい顔をして本を読んでいる達磨がユニーク。たとえ著名な画家でなくてもこのようないい作品は楽しめるが、このような絵は数もやはり少ない。

ちなみに達磨とは円覚大師のこと。達磨大師ともいい、実在の人物。禅宗の始祖であり,南インドのバラモン種に生まれ、般若多羅に学んで大いに大乗禅を唱え、中国に渡って梁の武帝の尊崇を受け、崇山の少林寺で九年間面壁座禅、左腕を切って誠を示した彗可(えか)に禅の奥義を授けたと伝えられる。」





最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
断食 (夜噺骨董談義 )
2010-10-10 23:00:40
プチ断食するくらいなら、断酒したほうがいいよ。
そのうちビール腹になりますよ。
ウエストが太くなってきていませんか
返信する
断食 (さくら)
2010-10-10 19:39:31
断酒はしません。
今日缶ビール飲みながら夕飯作ったので♪
返信する
断食? (夜噺骨董談義 )
2010-10-10 09:23:40
断食??・・断酒の間違いではありませんか

返信する
かわいい (さくら)
2010-10-10 01:34:24
『なんじゃこりゃ?』と声が聞こえてきそうな作品ですね。こんなに可愛らしい?達磨大師の絵は初めてみました。(そんなに数は見たことないから、達磨大師のイメージが。。)

三連休は秋雨続きですね…。
最終日は秋晴れになりそうですが。
プチ断食と沢山寝貯めしたいと思います
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。