夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

兎の香炉

2010-08-23 07:13:10 | 陶磁器
兎香炉
箱入 150*130*高さ149

兎を装飾的に、かつ写実的に捉えながら香炉に昇華させた作品。

年代は不詳ですが、伊万里か京焼のどちらかでしょうね。

それほど古くはないかもしれません。残念ながら、落としたのでしょうか、大きな補修や割れがあります。




このような難点があるからでしょうか、わりと安く入手でました。

盛岡の骨董店の古陶庵で購入。完品であったら、私では手が出なかったかもしれません。

兎の表情がよく、野生の表現が出来ていますね。

また桜を形にした瀟洒な蓋の雅な色使い、体毛の表現の豊かさといった楽しみの多い作品









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2 コメント

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干支 (寅吉)
2010-08-24 07:57:49
来年の干支のウサギをどうやってデザインしようかと考え始めた矢先に、参考になる品を拝見させていただきました。体毛は筆書きなのでしょうか?
寅吉の毛は粘土で創って乾燥させた後に、極細のヤスリで削って表現しています。
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体毛 (夜噺骨董談義 )
2010-08-26 06:14:18
体毛は筆書きされています。

そうですか、寅吉君はやすりでですか
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