注視していた不動立山の作品ですが、「その2」の作品の紹介です。
暁山雲 不動立山筆 その2
絹本着色軸装 軸先骨 共箱
全体サイズ:縦1930*横450 画サイズ:縦*横
箱には「大正癸亥(みずのとい、きがい:1923年 大正12年)初秋 立山題 押印」とありますから、不動立山が37歳の作となります。西山翠嶂に師事し、青甲社の創立に参画した直後の頃と推察されます。
暁の山々をこのような色彩で表現するというのは独特の色彩感覚をもった画家なのでしょう。
中国風の色彩でありながら、作品は日本画となっています。やはり京都をベースとした作風だからでしょうね。
参考作品として下記の作品があります。
参考作品 なんでも鑑定団出品作
2015年7月7日 評価金額:100万
評:立山は淡路島出身で、帝展・文展に出展、穏やかで抒情的な作品を残しているが、十分な評価を受けていない。依頼品は大正13年、帝国美術展出品・入選作。堂々として木が覆いかぶさるような表現の立派な作品。牛が歩んでいるが、京都のゆったりとした空気感を醸し出している。残念なのが絵具の剥がれが出てきていること。
参考作品
夕立
昭和5 絹本着色・額 233.5×174.8
第11回帝展(1930) 京都国立近代美術館蔵
不動立山の作品は今後も入手に向けて注視していきたいと思います。
暁山雲 不動立山筆 その2
絹本着色軸装 軸先骨 共箱
全体サイズ:縦1930*横450 画サイズ:縦*横
箱には「大正癸亥(みずのとい、きがい:1923年 大正12年)初秋 立山題 押印」とありますから、不動立山が37歳の作となります。西山翠嶂に師事し、青甲社の創立に参画した直後の頃と推察されます。
暁の山々をこのような色彩で表現するというのは独特の色彩感覚をもった画家なのでしょう。
中国風の色彩でありながら、作品は日本画となっています。やはり京都をベースとした作風だからでしょうね。
参考作品として下記の作品があります。
参考作品 なんでも鑑定団出品作
2015年7月7日 評価金額:100万
評:立山は淡路島出身で、帝展・文展に出展、穏やかで抒情的な作品を残しているが、十分な評価を受けていない。依頼品は大正13年、帝国美術展出品・入選作。堂々として木が覆いかぶさるような表現の立派な作品。牛が歩んでいるが、京都のゆったりとした空気感を醸し出している。残念なのが絵具の剥がれが出てきていること。
参考作品
夕立
昭和5 絹本着色・額 233.5×174.8
第11回帝展(1930) 京都国立近代美術館蔵
不動立山の作品は今後も入手に向けて注視していきたいと思います。