意識的に小生の苦手なものを息子にやらせているわけではありませんが、息子が好きなのは小生が苦手とする水泳と料理らしい・・。生きていくうえで非常に重要な要素をしめる分野ですね。これからはこのふたつくらいできないと生きてゆけない??
本日は息子はフレンチトーストに挑戦。
ちなみに勉強な好きなようですが、宿題は苦手らしい。
さて本日のブログです。
ときおり以前蒐集した作品を飾ったり、使ったりする際に、資料の見直しを行っています。その際に蓋のカバーを変えて資料の見直した目印にしています。
さて本日はなぞ多き古九谷への挑戦??
江戸色絵古九谷には大別すると数種の分類があるようです。
①上手の五彩手古九谷を有する色絵古九谷
②特殊な色彩の青手古九谷、
③主に金銀彩と朱を使った金銀彩古九谷、
④南京赤絵を手本にした南京手古九谷
文献によると上記の主に4種類に分類されるようです。
①の色絵古九谷や②の青手古九谷は多くの方がごぞ存知の古九谷の主流となる作品で、江戸末期から近年に至るまで多くの窯で多くの再興や模倣作品も作られていますが。③の金銀彩古九谷や④の南京手古九谷はあまり知られていないかもしれません。
とくに④の南京手古九谷は明末期から清朝初めまでの南京赤絵や天啓赤絵と混同されることが多いように思います。
南京手古九谷 草花文人物図長方皿 五客
合箱
幅155*奥行110*高台*高さ30
南京手古九谷の作品は色絵の色調は古九谷の五彩手と比較するとやや暗めで、古染付の祥瑞に影響を受けた古九谷の祥瑞手の意匠の作品もあります。
ま~、使うとともかく面白そう・・。
箱の誂えも使う時に楽しくなるように・・・。
下記の作品ももしかしたら「南京手古九谷」かもしれませんが、ちょっと時代が下がったものかもしれません。
南京手古九谷 山水図長方皿一対
誂箱
幅170~175*奥行127から32*高台角*高さ
このあたりになると古九谷,再興九谷、模倣された作品群という厄介な領域区分に入ってくるのでしょう。
はてさて苦手の分野への挑戦は無謀・・・。未だに李朝、古九谷、古壺の陶磁器やら油彩はさっぱり判らない😨