peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

サザンカ(山茶花)

2007年11月16日 | Weblog
仙台市北六番町通りのサザンカ(山茶花)
 2007年11月14日












2007年11月14日(水)、仙台市の東北大学病院(東北大学医学部
付属病院)に行きました。診療予約時間の4時間ぐらいも前に着い
てしまいましたので、病院の周りを歩いてみました。
「北六番丁通り」の標柱がある通りでサザンカ(山茶花)が花を
咲かせていました。







一関市厳美町のサザンカ(山茶花)
2006年11月5日


2006年11月5日(日)、「むかさり行列(花嫁行列)」が行
われた、一関市厳美町の道路脇のサザンカ(山茶花)がピン
クの花を咲かせていました。

一関市東山町のサザンカ(山茶花)
2005年11月10日


2005年11月10日、一関市東山町長坂字久保にある民家の庭に
植えられているサザンカ(山茶花)が咲いていました。


サザンカ(山茶花)ツバキ科 ツバキ属Camellia sasanqua
暖地の山地に生える常緑小高木。関東地方以西の暖かい地方
では、庭木や生垣に広く利用されている。ツバキに似ているが
幹や枝がずっとほっそりしていて、葉も小さい。

高さはふつう5~6mになる。葉は互生し、長さ3~7cmの楕円形
で、縁には細かい鋸歯があり、表面はつややかな濃緑色。

10月中旬頃から花が咲きはじめる。花は野生のものは直径5cm
ほどの白い花であるが、園芸種は品種改良の結果、さまざまなも
のがある。花弁はふつう5個あり、平らに開き、中心部には黄色
の雄しべが多数ある。ツバキと異なる点は、サザンカは花が終わ
ると花弁がばらばらになって散るが、ツバキはまるごと落ちる。
また、ツバキの雄しべは下半部がくっついて筒状になっているが、
サザンカの雄しべは1本ずつ離れている。

果実はツバキより小さく、翌年の夏から秋にかけて熟し、3つに
割れる。種子はかたくて黒い。
野生種の分布:本州(山口県)、四国、九州、沖縄

サザンカ(山茶花)には多くの園芸品種がある。江戸時代から
品種改良が進められ、花の直径が15cmになるもの、花弁のしわが
多いもの、一重、八重、千重咲きのものなどがつくられたという。

花の色も白、ピンク、紅、ぼかし、絞りなど変化に富んでいる。

熊本には「肥後サザンカ」と呼ばれる品種群があり、より大輪で
雄しべが整然と並んで美しいものが多い。
「カンツバキ」との区別は微妙で、千重咲きの品種のなかには、
カンツバキの品種ではないかと考えられているものもある。
ツバキとの交雑種と考えられるものに「ハルサザンカC.vernalis」
がある。花は春咲きで、小形のツバキタイプ。葉もツバキを小形に
した形で、サザンカよりはツバキに近いとのこと。

一関市のサザンカ(山茶花)

2007年11月16日 | Weblog
一関市川崎町のサザンカ(山茶花)
 2007年2月2日





2007年2/2(金)、朝起きてみたら、前日の午後からチラツキ
出した雪が、辺り一面を銀世界に変えていました。雪も降らず
連日春が来たかのようなような暖かい日が続いたので、ようや
く本格的な冬が到来した感じです。
きょう立ち寄った一関市川崎町薄衣「川崎生涯学習ステーショ
ン・まなぽーと」の図書館の前に植えられている「サザンカ(
山茶花)」が花を咲かせていました。









一関市浦しま公園のサザンカ(山茶花)
2007年1月28日





2007年1/28(日)、暖かい日が続いているので、一関市の
旧市街地にある「浦しま公園」に行ってみました。例年いち
早く咲く「サザンカ(山茶花)」が花を咲かせていました。
この公園内にはサザンカが5~7本ぐらい植えられていますが
いずれも霜などに負けずに見事な花を咲かせていました。









サザンカ(山茶花)ツバキ科 ツバキ属
 Camellia sasanqua
暖地の山地に生える日本特産の常緑小高木で、晩秋から初冬
にかけての花の少ない時期、ツバキ(椿)より一足早く咲きは
じめる。ツバキに似ているが、幹や枝がずっとほっそりとして
いて、葉も小さい。樹高はふつう5~6mほどで、大きくなって
も12mぐらいまでとか。

葉は互生し、長さ3~7cmの楕円形で、縁には細かい鋸歯があり
表面はつややかな濃緑色。関東地方以西の暖かい地方では、庭
木や生垣に広く利用されている。

野生種の分布:本州(山口県)、四国、九州、沖縄。(長崎県
の壱岐を北限とし、南は沖縄、西表島の常緑広葉樹林内に自生
するとのこと。)

自生種はふつう白花で、10月中旬頃から白い花が咲きはじめる。
花の基部が離れていて平らに開いて咲く。花は野生のものは直径
5cmほどだが、園芸種の花径は4~8cmほど。花弁はふつう5~6枚
で細長く、中心部には黄色の雄しべが多数ある。

花が終わると花弁はばらばらになって散る点が、花がまるごと
落ちるツバキと異なる。またツバキの雄しべは下半部がくっつ
いて筒状になっているが、サザンカの雄しべは1本ずつ離れてい
る。花期は10~12月。

果実はツバキより小さく、翌年の夏から秋にかけて熟し、3つ
に割れる。種子はかたくて黒い。

サザンカには多くの園芸品種がある。江戸時代から品種改良が
進められ、花の直径が15cmにもなるもの、花弁にしわが多いもの
一重、八重、千重咲きのものなどがつくられたという。花の色も
白、ピンク、紅、ぼかし、絞りなど、変化に富んでいる。
 園芸種は、野生の形質を強くもつサザンカ群、遅咲きで多弁の
花をもつカンツバキ群に大きく分けられる。

なお、熊本には「肥後サザンカ」と呼ばれる品種群があり、よ
り大輪で、雄しべが整然と並んで美しいものが多い。

「カンツバキ」との区別は微妙で、千重咲きの品種の中には、カ
ンツバキの品種ではないかと考えられているものもある。
ツバキとの交雑種と考えられるものに「ハルサザンカC.vernalis」
がある。花は春咲きで、小形のツバキタイプ。葉もツバキを小形
にした形で、サザンカよりはツバキに近い。