peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区のマンデビラ・アマビリス 2013年8月4日(日)

2013年08月06日 | 植物図鑑

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2013年8月4日(日)、奥州市水沢区の常磐通りの歩道を散策していたら、「雲峰神社」バス停が立っている辺りの民家の庭に植えられているマンデビラ・アマビリスと思われるつる植物が、基部が漏斗状で先が5裂した濃桃赤色と桃色の花を沢山咲かせていました。

http://www.bing.com/maps/print.aspx?mkt=ja-jp&z=17&s=r&cp=39.139206,141.156164&poi=%E5%B2%A9%E6%89%8B%E7%9C%8C%E5%A5%A5%E5%B7%9E%E5%B8%82%E6%B0%B4%E6%B2%A2%E5%8C%BA&pp=qhqvrcwrtc7g&pt=pb [奥州市水沢区常磐通り(地図)]

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我が家のマンデビラ:妻が植木鉢に植えて育てているマンデビラが花を咲かせ始めました。

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マンデビラ キョウチクトウ科 マンデビラ(チリソケイ)属 Mandevilla spp.

メキシコからアルゼンチンにかけて広い範囲に100種以上が分布している木本または草本性または蔓性草本植物。葉腋と茎頂に総状花序をつける。花は先が5裂し、基部は漏斗状となる。葉は対生または輪生し、単葉。一般に「ディプラデニア」の旧属名で呼ばれることが多い。果実は長さ30㎝ほどの袋果だが、栽培下ではほとんど結実しない。

園芸的に利用されている種としては、マンデビラ・アマビリスM.×amabilis、’ローズ・ジャイアント’cv.Rose Giant、ボリビエンシスM.boliviensis、ラクサM.laxa、サンデリM.sanderiなどがある。サンデリ以外は蔓を伸ばすので、行灯(あんどん)づくりの鉢物とする。< strong>花期:5~10月。

アマビリスMandevilla×amabilisは、スプレンデンスM.splendensを片親にした交雑種だが、もう片親は不明。大型のつる性植物で長さ5~6mになるが、節間が長く広い場所でないとバランスがよくない。花は咲き始めは淡桃色で、次第に濃桃赤色へ変化していく。日本では’ローズ・ジャイアント’cv.Rose Giantの名で流通しているが、外国で’アリス・ジュ・ポン’cv.Alice du Pontと呼ばれているものも本種であろう。

ボリウィエンシスM.boliviensisはボリビア、エクアドル原産で、長さ4~5mになり、古株の基部は木質化し、塊茎状に肥大する。花は径5~6㎝程度で、芳香はない。まだほとんど普及しておらず、園芸的にはサンデリ種M.sanderiと間違えられていることが多い。

ラクサM.laxaはボリビア、アルゼンチン北部原産で、長さ3~4mになる。他種に比べて葉が薄く、茎も細い。花は筒部までほとんど純白色で、芳香があり、チリソケイ,Chilean jasmineの名がある。

サンデリM.sanderiはブラジル原産で、長さ3~4mに育ち、古株は木質化する。「ボリビエンシス」の名で流通することがあるが、花色、葉の形状が全く違う。花は径6~7㎝で、淡桃色から濃桃赤色に変化するが、温度や光の生育条件でかなり差を生じる。周年開花性が強く、花壇に植えても春から霜が降りるまで楽しめる。プランターに植えて窓辺を飾るのにも適している。

栽培管理:ほとんど周年開花する性質があるが、日光によく当てることが大切で、夏を中心とした楽しみ方が普通である。サンデリは秋から冬に強く刈り込み乾燥休眠させ、春に一斉に萌芽させると、蔓を伸ばさず花を付けるので、鉢物として栽培しやすい。いずれも耐寒性は強く、過湿でなければ5℃以上で越冬する。繁殖は挿し木だが、野生のものは実生も可能。カイガラムシの退治がポイント。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38248562&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩町清田「トップヒル」のマンデビラ  2011年9月9日(金)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38201811&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広一丁目のマンデビラ/ディプラデニア 2011年8月30日(火)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35864911&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩町のマンデビラ/ディプラデニア]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-122 [マンデビラの育て方:みんなの趣味の園芸:育て方がわかる植物図鑑]


一関市東山町長坂のサルスベリ(猿滑り)/ヒャクジッコウ(百日紅) 2013年8月3日(土)

2013年08月06日 | 植物図鑑

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2013年8月3日(土)、一関市東山町長坂の柴宿団地と呼ばれている住宅街にある民家の庭に植えられているサルスベリ(猿滑り)/ヒャクジッコウ(百日紅)の木が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。この家のご主人が、毎年花が終わった後、可哀そうになるほど徹底して枝を切り落としていますが、この見事な花はそのお蔭なのです。

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サルスベリ(百日紅) ミソハギ科 サルスベリ属 Lagerstroemia indica

中国南部原産の落葉小高木。日本には江戸時代以前に渡来した。高さは3~9m。幹は滑らかで、淡褐色の薄い樹皮が剥げ落ちた痕が白い。和名の「サルスベリ」は、樹皮が剥がれ落ちた滑らかな木肌が現れた状態から、この木では「サル(猿)でも滑り落ちる」という意味。葉は長さ3~8cmの倒卵状楕円形で全縁。

7~9月、枝先の円錐花序に直径3~4cmの紅紫色または白色の花を次々に開く。花弁は6個で丸くて皺が多く、基部は急に細くなる。ガクは6裂する。雄しべは多数あり、外側の6個が長い。雌しべは1個。和名の「ヒャクジッコウ(百日紅)」は、百日間も花を咲かせ続けるという意味。蒴果は直径約7㎜の球形。用途:庭木、街路樹。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「葉実樹皮で確実にわかる樹木図鑑」(植物写真家・鈴木庸夫)より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40788648&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市のサルスベリ(百日紅) 2012年8月7日(火)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/d0af4cb68343685024d8db43461d8b8c [peaの植物図鑑:サルスベリ(猿滑り)/ヒャクジッコウ(百日紅)]