2016年4月11日(月)、一関市三反田の「ベリーノホテル一関」の入口に植栽されているソメイヨシノ(染井吉野)と思われるサクラ(桜)が、早くも花を満開に咲かせていました。一関地方は、風が強くときおり雪が舞う天気の寒い日でしたが、他に先駆けて咲いていました。
サクラ(桜)・ソメイヨシノ(染井吉野)バラ科 サクラ属 Prumus×edoensis Matsumura
特徴:公園や緑地に植えられている落葉高木。幹は直立し、よく横に枝分かれして、高さ8~12m、胸高直径50~80㎝になる。若い枝や葉の裏面、葉柄などに軟毛がある。葉は柄があり互生する。葉身は倒卵状楕円形で、縁に2重の鋸歯があり、葉柄と葉身との接点に蜜腺がある。花は4~5月に咲き、葉が出る前に枝全体に付く。花弁は5枚で淡紅白色。
オオシマザクラとエドヒガンの雑種といわれ、桜の代表的な種類である。江戸時代の末、東京の染井村の植木屋が吉野桜という名で売ったのが始まりといわれている。盛岡市の高松池公園や岩手公園のサクラはソメイヨシノで、4月下旬に見事な花をつける。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科」より]
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